人生は七転び八起き
437km。
車のナビ設定の画面に出る西宮の自宅から
目標の愛媛の実家までの距離。
三男の農業支援のため、
5月30日から6月4日まで帰省した。
嬉しいことに、三男の彼女もわざわざ
松山から来てくれた。
車での帰省は、同じ空間を共有し
思わぬ家族団らんの機会となる。
そして、使える部屋が限られてきた
古くなった実家では、皆が雑魚寝するしかない。
これがかえって異空間の「キャンプ生活」となり、
否応なく家族の目に見えない絆を育んでくれた。
思えば、結婚以来39年間、盆正月は
ほとんど全国の赴任先等から家族で帰省していた。
35年前からは長男に始まり、4番目の長女まで
最大家族6人の大移動であった。
この春、その長女も社会人になり、
今回は、いよいよ原点の妻と二人旅。
もし、三男が大学やめて実家で自然農はじめてなければ、
この旅も終えていたことだろう。
思わず、
『この旅費をすべて蓄えていたら家が一軒建ったかも・・・^^;』
と言うのも、今回は、リフォームの資金調達が
目的だったからだ。
三男が自然農で事業を立ち上げ、われわれも一緒に住んで
「池田農園」を再興する決心をした。
先ずは、二世帯で住めるように実家を
リフォームしなければならない。
三男が4年前に住み始めた時点で、空き家になって7年が経過
かなり廃墟のようになっていた。
とりあえず、埼玉のマンションを売り払った資金で、
三男が一人で住める範囲のリフォームは行った。
今回は、本格的なリフォーム。
農協で住宅ローンを借りることにした。
ところが、年金生活の私では「門前払い」。
三男でも、「農業収入」が規定に届かない。
そもそも、自然微生物農をはじめて3年が経過し、
順調に収穫も伸びていて、さらに今年は荒れていた
三反を復活させた。
足らない生活費は、当面深夜バイトで稼いでいる。
そのことを説明しても、はなっから
「バイトは査定にはいりません」
「現時点の収入しか査定しません」
そもそも、農協職員は、自然農を知らいない・・^^;
まあ、私の年金も15歳から41年間自衛官まじめにやって
月15万円で暮らせという国家補償にも驚いてはいるが、
ま、現実である。
ということで、帰りの437kmは、夫婦の会話も進まず。
しかし、これが日本の現実なのだろう。
63歳でその現実を味わうだけでもありがたい。
人生七転び八起き
これまで通り、「真実の語り部」にまい進、
そのうち、道は開ける^^






