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進化

       進  化

つい先日の事ですが、結婚以来36年目にして初めて妻を怒鳴りました。

「ばかやろう!!ふざけるな!!!」

と言っても妻が電話している相手にわざと聞こえるように、
年甲斐もなく、ついそれまで長年押し殺していた感情を爆発させてしまったのです。

 電話のあと妻が、
「ここは一軒家だから、大声出さないでね」
               ・・・^^;

 電話の相手は、なんと妻の父親です。
 三男が神谷式自然農を行っている愛媛の最南端の旧一本松町の我が実家から
約10kmほど松山よりの旧御荘町に、妻のご両親は夫婦で住んでいます。

形の上では、妻の実家ですが、実は妻は生まれてからこの両親と一緒に住んだことはありません。
ちなみに今では南宇和郡の7コ町村が統合して愛南町になっています。


 妻の実母は、妻を生んだ四日目に産褥熱で他界し、
それ以降祖母が石垣と段々畑で有名な中泊という小さな漁村で
13番目の子供として妻を育てました。

 父母は学校の先生でした。
 お父さんは、1年後にはやはり同じ先生であった今のお母さんと再婚し、
二つ違いの妹と今は亡き弟もいましたが、妻を子供として育ててはくれませんでした。

ハッキリ言って典型的な世間知らずの「先生」で、
人の好き嫌いがハッキリしております。

その逆鱗に触れないように、私たちも帰省しても挨拶に立ち寄る程度で、
私の両親が健在の間は泊まるということさえ遠慮してきました。


 さて、月日は経ち、我が両親も他界し、主のいなくなったわが実家に、
昨年の5月から三男悠人・二十歳が農業を生涯の糧として帰省しました。

実家に最初からすめばいいのですが、まさに荒れていました。
そこで、妻の「実家」の空いているお部屋を間借りすることになりました。

 いずれにせよ孫には間違いありません。
 最初は、大学1年の夏休みに19歳の若さでオートバイ事故で亡くなった
長男(妻の義理の弟)に似ていると喜ばれたようです。

もっとも、悠人も大学生でしたから、1週間ぐらいの農業体験に来たと思ったら、
我が実家を我々がリフォームするまで住むことがわかり、「カチン」と来たようです。

しかもバイトで夜も遅く帰宅します。
杓子定規のように物事を判断するご両親には理解できなかったのかも知れません。

 ついに、僅か3日目の夜に、「追い出されて」しまいました。
 三男は、やむなく段ボールに荷物を詰めて車で、空き家の荒れた我が実家に入りました。

他に行くところはありません。
灯りも何もない廃屋のような家に追い出されて夜中に入る三男の気持ちになると、
さすがにわれわれも憤慨しましたが、どうすることもできません。

まあ、よく3日もお母さんがもったと、冗談交じりに妻と話したものです。

 もっとも、妻を小さいときから面倒見て下さった人間的によくできた
和美おばさんご一家が30kmほど離れた町に住んでいて、
何かとお世話をしていただけるので助かっています。


 因みに、15歳で郷里を出て自衛隊に入っている私が、
兄の出奔後急に田舎の農家の跡取りになり、幹部任官後に嫁取りの話になったときに、
中学校の恩師である宮岡校長先生が、ふるさとで探してくれることになりました。

私は「過去の不幸を克服した女性」と条件を出しました。
そして、今の妻を見つけてくれました。

教頭先生の娘で、母は産後死別、父親は再婚したので一緒に住まず、
祖母が育てた、と言うのが最初の情報でした。

 その祖母に会い、「この娘は他家に嫁ぐので厳しく育てました」という言葉に、
妻にして間違いないと確信しました。

そして、その次に会ったのが、妻とさらに義理の妹と弟を、先生をしている両親の代わりに、
自分は高校に行くのをあきらめて面倒みて下さった和美叔母でした。

叔母さんは娘の小2の美涼ちゃんをつれて来て、田舎の喫茶店で妻と一緒に話しあいました。

思えば、赤ん坊の時から世話した妻を幸にしてくれるだろうかと、
まさに母の目で私を品定めしたんだと思います^^

 今ではその美涼ちゃんがお婿さんを迎え、小学生二人の母親となり、
我が三男が泊まりがけでお世話になるときは、家族の一員のように面倒を見てくれています。

 なによりも、妻と同じ味付けなので、ご飯がとても美味しいのです。
私も田舎に帰ったときは、和美叔母の料理が一番の楽しみでもあります。

逆ですね。
生まれたときから妻が和美さんの味で育ち、身につけたのですね。 


 その和美叔母も若いときから、妻の義理の母に何度も泣かされており、
悠人にもあまり行かない方がいいと忠告をしてくれていたようです。

 でも、悠人は、誰とでも仲良くなる性格です。

 それに祖父母には変わりはありません。
やがて、成人式に祖父の「紋付き袴」を借りて、埼玉に一時帰宅しました。

私も結婚式でこしらえた紋付き袴を持っていましたが、
空き家にしていたのでネズミの餌になったようです。

 そして、その紋付き袴で、楽しく埼玉の友人達と過ごしたあと、
2度目の「地獄」がまっていました。

 成人式後10日ほど経って、祖父母の家を訪ねたら、玄関に入るなり、
祖母にに「正座」させられ、1時間あまり罵詈雑言怒鳴られたのです。

問答無用です。
もっとも耳も悪く、人の話も聞きません。

 要するに、借りた紋付き袴を返さない、ということからのお叱りのようです。
さすがにこの時は、三男もこころが少しおれかけたようです。

実は、和服はクリーニングに数ヶ月を要します。
埼玉で出すので、遅れると言うことを伝えていたはずですが・・。

いずれにせよ、妻がしっかり状況を手紙に書いて、
やがて菓子折とともに、クリーニングから出した和服とともに送りかえしましたが・・

 90歳近くになってもう着ることもないだろうに・・。
孫に形見分けのつもりでやってもいいのでは・・と思ったりしたものです。

 
 そして、今回3回目の「事件」。
 悠人の携帯が壊れました。

 ソフトバンクなので、150km離れた松山市しか修理の店がありません。
乗っている中古の軽自動車では不安があるため、祖父のカローラを借りて行きました。

「明日の朝までには戻しておくから」と言って・・

 夜の9時過ぎに、珍しく父から貴子に電話がかかって来ました。
「悠人が車乗っていってまだ返さない。明日の朝、ゴミ捨てに車がいる」。

そこで妻が悠人に電話すると、
「あと1時間で帰る。道が事故渋滞で混んでいる。ゴミは玄関の外に出しておいたら、捨てておく」。

その旨を父に電話すると、急に怒り出して
「悠人はうまく嘘ついて遊びに行っているのではないか!」等々、
まるで義理の母が激情したときと同じ・・。

 まさか父までこのようになるとは・・。

 つい、私も傍で聞いていて、結婚以来36年、いや妻が生まれてから56年、
父として母として、一切愛情を妻にかけてこなかった憤怒の感情が爆発してしまった・・、
と言うわけです。

 さすがに妻も、しまいには「もうこれが最後の電話にするからね・・・」


 メールで、こちらは絶縁宣言したよと三男に伝えると朝の返事で

「焦らずにゆっくり向き合いたいと思います
 おじいちゃんも、おばあちゃんも
 一日経つと忘れるので
 定期的に手伝いする予定です
 今は畑の草引きを手伝ってます」

 宇宙のすべてのモノは生成発展する
 人も、親よりも子供が進化して生まれる

 考えてみれば、妻を育てなかった両親のお陰で、
「過去の不幸を克服した人」という条件にかなって私たち夫婦が出合い、
悠人を含む4人の子供もこの世に生まれたのです。

すべて、魂の成長のために計画された必然・必要・ベストの体験の場とも言えます。

 反省しながら10歳になったミニチュアダックスフンドのハッピーと散歩に出れば
庭の垣根に昼顔が一輪咲いています。

都会の最悪の環境の中でも、愚痴ることなく一生懸命咲いて命を紡いでいます。

 花言葉は「絆」

 我が家でも、 三男が一番実践している・・^^;

 見習おうー^^
 
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◆池田整治 
 公式HP: http://ikedaseiji.info/
◆東藝術倶楽部顧問
◆美し国 副代表 http://umashikuni.co.jp/index.html
◆『この国を操り奪う者たち』(ヒカルランド)
◆『離間工作の罠』(ビジネス社)
◆『沈むな!浮上せよ!この底なしの闇の国NIPPONで覚悟を磨いて生きなさい!』(ヒカルランド)
◆『日月神示「悪のご用」とマインドコントロール』(ヒカルランド)
◆『目覚めし「ヤマト魂」たちよ、地球「最後の戦い」が待ってるぞ!』 (ヒカルランド)
◆『[親米派・親中派]の嘘』 (ワニブックス)
◆『ヤマトごころ、復活!』 (新日本文芸協会)
◆『今、「国を守る」ということ 日米安保条約のマインドコントロールから脱却せよ』 (PHP)
◆『ついに来たプラズマ・アセンションの時』 (ヒカルランド)
◆『脱・洗脳支配』 (徳間書店)
◆『マインドコントロールX 国防の真実』 (ビジネス社)
◆超マインドコントロール2 日本人だけが知らない! 日本と日本人の凄さ!
◆『超マインドコントロール』 (マガジンハウス刊・アマゾン総合第2位を記録)
◆『原発と陰謀』 (講談社)
◆『マインドコントロール』 (ビジネス社)
◆『マインドコントロール2 ~今そこにある情報汚染~』 (ビジネス社)
◆『転生会議』 (ビジネス社)
◆『心の旅路』(新風舎)(新日本文芸社:改訂版)
◆『なかったことには出来ない話』(新日本文芸協会)
◆写真集『今を生きて~ガイアからのメッセージ』(新日本文芸協会)
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