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曼珠沙華

3連休の中日、妻と車で埼玉県日高市の高麗の巾着田の曼珠沙華を見てくる。
思えば、土日はほとんど、次男、三男の野球支援・応援の日々が17年間つづいた。

その野球支援も昨年の夏で終わっていたが、退官後定職に就かず、
執筆と講演活動で、家族を養っているため、土日主体の仕事が多い。

 妻もカラー診断やヘルシークック講習等の自営業。

 お互い時間は自由になるとは言え、現実の自営業は、自転車操業で厳しい。
久しく二人でゆっくり出かけることなどなかった。

 そんな中、連休初日の朝、私の日課となっているハッピー
(ミニチュアダックスフンド♀7才)の散策途中で、
私たちの住むマンション横の新住宅街の一角の片隅に咲いている曼珠沙華、
別名彼岸花を見つけた。

 前日まで無かったので、まさにお彼岸を告げているわけだ。

 私たちが新築の今のマンションに越してきたのは、
18年前の地下鉄サリン事件の直後である。

私が上九一色村のオウムサティアンへの警察の強制捜査に同行支援している間に、
妻が4人の子供を連れて引っ越してきた。

 旧宿場町鳩ヶ谷のこの辺りは、荒川河岸段丘の上に位置し、
かっては諏訪山という里山だった。

緑豊かな森が畑と町営住宅になり、やがて一切の自然林も旧住宅も取り去られて
今の近代的な住宅街になった。
ビックリしたのは、最終的に祠や神木まで取り去ったことだ。

 もちろん、新住民の人たちには、昔の面影など知るよしもない。
でも、こうして時が来れば、彼岸花が生えてくる。

 その彼岸花は、まず花だけが咲き、花が枯れてなくなってから葉が出てくる。
つまり、永久(とわ)に地上では花と葉が出会うことがない。

その神秘的な生態から、お彼岸にあの世とこの世を繋ぐ花として、
曼珠沙華と言われてきたのだろう。

 
 曼珠沙華と言えば、埼玉県日高市の高麗川の巾着田が有名である。
私も2回ほど写真紀行に行っている。もちろん写真紀行なので1人で、である。


 ところで、毎朝の散歩で出会うハッピーのお気に入りの犬友がいる。
赤と黒の二匹連れの同じくミニチュアである。

特に黒い方は、ハッピーと同じ7才で、会うとお互い嬉しそうだ。
ところが、一昨日は、赤い方しかいない。

黒い方はヘルニアで手術してもう歩けないとのこと。
ひょっとしたら、曼珠沙華の花と葉のように、もうハッピー達も二度と会えないかもしれない...

 
 その日、散歩から帰るとすぐ妻に、「高麗の曼珠沙華見に行こう!」

 我が家から巾着田まで車で64km。妻も半日行楽で行けると読んでいた。
ところが、連休初日の大渋滞。川口インターから東京外環に乗ったところで、
その日は諦め、荒川の橋を越えて、朝霞の回転寿司で昼食を摂り、Uターン。


 そして、二日目。

 朝9時に出るも、既に大渋滞。高速を諦めてナビで脇道を探索しながら進むも、
結局昼食時間を含め行きに5時間を要する。

 ちなみに、帰りは高速をのろのろ走って3時間で帰宅した。
往復8時間、久し振りに車の密室でデートしたわけだ^^

 巾着田の曼珠沙華も満開の見頃。
かっては、いい写真を撮ろうとポイント探しに一生懸命だった。

でも、今回は、あくまでそれは手段に過ぎないと心得ている。
目的は、妻への信頼貯金を黒字にすること。あくまで、妻のペースで散策を楽しむ。

 人は、この地球上で体験をして霊性を向上するために、
にんげんという肉体に宿る魂・霊体である。

効果的な体験をするために、様々なパートナーとともに地上に降りてくる。
特に、夫婦や家族となる魂は、この広大な宇宙の中で、空間的にも時間的も奇跡的に出会い、
地上で「瞬間」ともに暮らしている。

まるで曼珠沙華の花と葉のように、本来なら絶対的に出会うことがないのに、
奇跡で交わって、ともに「今、ここ」に生きている。
 
 私も、縁あって妻と結婚して34年。
ドライブの途中で妻が、「私たちの人生もあと30年ね~」...

 そう。二度ともう出会うことがないかも知れない、と思えば、
妻や夫、あるいは子供や両親、いや全ての関係する人たちに、
限りない愛情が生まれて来ないだろうか...

 何兆、何京分の一の宇宙的奇跡で、美しい青い惑星地球上で出会った。

 日々、感謝して生きれば、きっとこの地球ももっと住みやすく、楽しくなるに違いない。


 *巾着田の曼珠沙華の写真は、ホームページの写真集「整治」に載せています。
  その際、最新の写真を見るためにSkyDriveに無料登録お願いします。
  また私のFBでもご覧頂けます。





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