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2011年 5/9 東日本大震災にみる空手道精神

東日本大震災にみる空手道精神


自衛隊の災害派遣は武士道・空手道精神の体現

 まず、東日本大震災に派遣され、
阿鼻叫喚の状況下で約50日間連続で黙々と
救助活動してきたしてきた私の愛するかっての部下であり、
空手道の愛弟子からのメールを紹介したい。

現場の「真実」がヒシヒシと伝わるであろう。

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 一時交代で金沢に戻ってきました。

 YouTubeの「福島原発ではいま?」日本のターニングポイント!を
見ることができました。

自分が送ったメールなど紹介していただきとても感謝しています。

一自衛官の気持ちや現場での行動を多くの国民に知っていただけるとは
思ってもいなく感動しました。

自衛官のことや原発のこともお袋が聞いても分かりやすく、
うんうん、とうなずき涙を流していました。

 しかし、メディアでは自衛官の行動等や被災者又は被災地域には、
フィルターをかけていたり、メディア独自の概念で報道していると思います。

自宅に帰って久々にテレビを見ると、
被害の小さかった地域のごく一部分などを捉えて、
もう復興ですよ、行政はしっかりやっていますよ、
というイメージを作り出していました。

インタビューに答えた住民の方も、
メディアに都合のいい部分しか報道されていないのだろうと思いました。

 テレビに映る被災現場は毎回一部分だけしか映さず、
国民はまだ被害がどれほど大きいのかということが分かっていないと思います。

映し出されるあの地域からカメラを引くと、どこまでも続く倒壊家屋の大地、
遮蔽物がなく、海岸線がどこまでも続いている地獄の光景。

しかも自衛隊がまだ入れていない地域は瓦礫が散乱しており、
多くの方が家族の元へ帰れる日をまっています。

 現地対策本部を立ててないことでやはり多くの批判を政府は受けていましたが、
政府の中に現地で活動する自衛官のことを
「国家公務員」という表現をする議員がいました。

「消防・警察・あと国家公務員が現地で活動していますから・・・」。
…悲しくなりました。

 まだ一万人以上の行方不明者がいるにもかかわらず、政府のいい加減な対応と、
それに協力するかのようなメディア。

メディアは、政府や東電をかなり非難していると言う人もいますが、
現地に行った自分から見ると、とてもかばっているようにしか見えず、
真実を隠しているようにしか見えません。

 原発事故に関しても、原発反対論者は誰もテレビには出れず、
原発は安全、これぐらいの事故はチェルノブイリと比べると大丈夫、
などと報道しています。

特に、原発を廃止するのではなく、
安全基準を高くしていけば大丈夫だと話す議員やメディアには
開いた口が塞がりませんでした。

原発の影響で救助できなかった人、
いまだに収容できない方がいることを考えても、
絶対に原発は廃止すべきだと思います。

 人間は自然の力に勝つことはできません。

 原発も、人間が自然界にない不安定なものを作り上げ、
不安定なために崩壊していくのが道理というものです。

自然の力を人間が完全に抑制することは不可能です。
現地を見て、昔の人は山や川、海すべての自然を神仏として敬った理由が分かります。

自然の大きな力には人間は太刀打ちできず、
それ故自然が教え、与えてくれる大きな恵みに感謝して
共生していったんだと思います。

 百匹目の猿現象のように先生の講演を通じて真実知り、
正しい生き方ができる国民が増えていくことを願っています。

そして大切な講演の最後に自分のメール、
そして悠整を紹介していただき、家族共々感謝しています。

ありがとうございました。

整備が終わり次第、次の出発がかかるまで待機になります。
それでは失礼します。
                            押忍

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 自衛官は、自らの功績を一切アピールせず、任務終了すれば静かに身を引く。

 彼らは差し入れにジュース1本もらっても、
必ず被災者に届け、自ら飲むこともない。

女性隊員も含み、下着も替えることなく着の身着のままで全身どぶネズミになって、
放射能汚染地区でも身の危険を顧みず捜索を今も行っている。

これは阪神淡路震災や有珠山噴火で作戦幕僚として現地に行った私も同じであった。
床で深夜数時間横になるだけである。

 被災者の方にはやがて自衛隊の補給部隊が風呂を提供するが、
派遣隊員が風呂に入れるのは、任務終了し帰宅したときだけである。

 人命救助しても遺体を収容しても、けっして功績をアピールすることはない。
逆に御霊がご家族のもとに還るお手伝いが遅れたことをすまなく思い、
家族の現実の哀しみをわがこととして共に涙し、ご冥福をお祈りする。

自衛官にとって被災者も遺体も、あるいは自然そのものが自己と一体化している。
まさに万物自然と共鳴・共生している。

つまり、自衛隊の災害派遣は、武士道・空手道精神で行われている。

米軍の災害派遣はスポーツ精神

 これに対して米軍の災害派遣は、完全なスポーツ精神で行なわれた。
 
 決められたルールに則って行われ、自己の勝利をアピールし、
賞金をしっかり獲得する。

 陸上部隊は福島原発から80km以内、
空母に至っては遙か東方海上180km以内に入ることもなかった。

それが彼らの「ルール」だった。
そこには、被災者のためというあらゆる万物との一体感という
崇高な武士道的精神は一切ない。

 しかも、自衛官がどぶネズミになりながら命からがらの人命救助、
遺体収容に専念する中、安全な仙台空港やJR駅で、
これみよがしのいとも簡単ながれき撤去というPR的活動を行った。

本来、弾の飛び交う中で作業する軍の部隊にとって、
弾の飛んでこない中のがれきの掃除など、
朝飯前でいとも簡単にできて当たり前の作業である。

 それをGHQ占領以来の工作で、
お先棒をかつぐ親米メディアを使って全日本的にアピールし、
なんと年1850億円の「思いやり予算」を向こう5年間もゲットしてしまった。

被災者に対する義捐金を、子どもまでもが貯金箱を壊してまで寄付している中での
「政府決定」である。

だから、まともな政策ができなくとも「延命」できるのだろう。

いずれにせよ、さすが広告代理店が政治をつくる米国である。

こうして、日本政府に紙くずの米国債を年32兆円買わせながら、
この大災難までをも利用して日本からなけなしの「円」を収奪していく。

 そもそも独立国に軍をおく以上、
お世話になる国に駐留費を払うのが国際的な常識である。

 しかも「思いやり予算」は、「仕分け上」防衛予算から持って行かれる。
政府は、口では自衛隊に感謝しながら、結局これまで同様、防衛省予算が削られる。

その数字あわせで人件費削減のため、
またしても陸上自衛官の定員が先細り的に減っていく。

このようにして、
いざというときに国民を直接守り救助してきた陸上自衛官の定数が、
かっての18万人体制から現在の14万5千人にカットされてきた。

数年後、「高機能的運用能力」という左脳優秀官僚が造語する
意味不明のごまかし理論で、陸上自衛官10万人態勢がやってくるだろう。

これがこれまでの日本の現状から予期できることである。
こうして、真の日本の独立が更に遠のいていく。

  

政府・主要メディアのタブー

 この米軍のアピールも含めて、原発暴走から50日が経った今、
政上命題が明らかになってきた。

それは…

「原発産業の絶対的な擁護・維持・発展」
「日本は引き続き原発事業で金を儲ける」

                  である。

 これに反する報道、特に「原発廃止」に関わる情報は、
一切が「タブー」なのである。

 これは、米軍も政府も裏から動かす世界金融支配体制の絶対的命令でもある。

 実は、戦前の日本には、600社の発電企業が共存していた。
戦争で一つにまとめられたに過ぎない。

それを戦後統治した米国GHQが、
世界金融支配体制の指示に基づき、
原子力発電所という「死の釜」を、
活断層の巣窟の地震帯に地雷として置くために
活用してきたのである。

 つまり東電という企業も、原発も、
アメリカ特にそのアメリカ政府をも裏で牛耳る世界金融資本体制・
「黒いエゴ資本主義者たち」の意思で残し、置かれたものである。

決して自然と共生してきた日本人の意思で置いたものではない。

この「真実」をしっかり認識することである。
これがわかると、地震国家日本に何故55基も狂ったように原発を置いてきたのか、
理由がわかるであろう。

 原発がないと電気量が足らないと、
彼らにマインドコントロールされていたに過ぎないのだ。


今こそ、武士道精神へ帰ろう

 福島原発暴走は、武士道精神に通じる世直しナマズ大明神からの警鐘である。

「明治維新以降の西欧スポーツ化文明から、
本来の自然と共生した武士道ヤマト文明に回帰しなさい」と。

 その象徴が、「原発からクリーンエネルギーへ」の転換なのである。

 原発がなくても電気供給が十分に賄える「真実」も、
やがて全国民の知るところとなるであろう。

いわば我々は、日本丸という大きな船の一員である。
宝物に目が眩んで機雷の海域に入ってしまって、
大きな船の土手っ腹に機雷で穴をあけてしまったのである。

それを彼ら自衛官という最後のサムライたちが必死で穴を防いでくれている。

彼らが頑張っている間に、
この日本丸を機雷原の危ない海域から安全な方向へ舵を切ろうではないか…。

本当のことを知れば、生き方は変わる。嘘はもういい。

*本稿は空手道月刊誌「JKFan」7月号記事を転載しました。
 なお写真アルバム「整治」には、同じタイトル名のアルバムで、4月間に
 携帯写メールで撮った日々の花の写真をアップしました。
 ご笑覧下さい。


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東藝術倶楽部 顧問 
船井幸雄.comコラム「21世紀ヤマトごころの部屋」
「マインドコントロール1・2」(ビジネス社)
「転生会議」(ビジネス社)
「心の旅路」(新風舎)(新日本文芸社:改訂版)
メルマガ:心のビタミン(エッセー) 
「マインドコントロールを超えて、大和ごころに回帰せよ!」
池田整治氏インタビュー1/2「21世紀の武士道とは?」
 YouTube (前段)10分 (後段)15分
「現代のサムライ」DVD
http://www.c-consul.co.jp/dvdbook/shigakudvd030.htm
【全編】池田整治氏 「福島原発ではいま?」日本のターニングポイント!
http://www.youtube.com/watch?v=9zDwj7lKg2M 「DVD」
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