2010年 1/17 本物はありがたい…川越江戸浮世絵展にて
本物はありがたい
…川越江戸浮世絵展にて
本物は、ほんとうにありがたい。
接する者のこころを高めてくれるとともに、
良いモノを判別する能力も養ってくれるようだ。
1月10日、日曜日、
かねてより歌川門人会の黒木君からお誘いを受けていた
川越市での「江戸浮世絵展」に行ってきた。
川越と言えば、「蔵のある町」が有名であり、
よき日本の伝統文化を遺す小江戸とも呼ばれている。
きっとかっての板東武者の気風が残っているに違いない。
かくいう私は、埼玉都民になってもう15年近く経つが、土日の行動範囲は、
二男・三男の所属していたオール草加ボーイズの練習場か試合場中心であった。
川越にも数回試合に訪れたことはあるが、
グランドしか覚えてない。
もっとも埼玉も、
住んでいる鳩ヶ谷市など南部の東京のベットタウン化した街並みと違い、
郊外の広々とした田園風景に武蔵野の面影を多少は感じていた。
今回黒木君のお陰で、
幕末に訪れた異国人達が「この世のパラダイス」と絶賛し、芸術のみならず、
「欧州的農奴社会」から「近代的民主社会」への世界の歴史の大回天の
原動力となった「江戸の華」の一端を充分に感じることができた。
人生をお金で計ることが規範となってしまった
悪しきエゴ資本主義に毒されてる!?現代のわれわれ、失礼!私にとって、
かっての異国人と同じ「追体験」をさせていただけたわけである。
ヒトは何のために生きているのだろうか?
私の生涯の研究テーマである。
現時点での私の結論は、
「ヒトは多生の縁の中で、霊性(魂)を、つまり波動を高める」こと。
このための方法に、「内観」と「外からの刺激」が考えられる。
内観とは、自分自身で内なるもう一人の自分と会話しながら意識を深めること。
様々な瞑想もあるが、私は「読書道」を薦めている。
外からの刺激とは、
我が人生の師である船井幸雄先生が提唱されている波動の4法則の中の
「同じ波は引き合う」「大きな波は小さな波をコントロールする」等の活用で、
素晴らしい人・場所・会合などから高いエネルギーをいただくものである。
つまり、幕末の日本社会・江戸文化に接した白人達が、
自然と共生し、和をもって老若男女全員が活き活きと生きている
当時の日本(江戸)社会に接して、感動し人生観が変わり、
やがて彼らの西欧社会そのものが一気に文化人類的に人間性が発展したように。
今回、浮世絵展で日中経済協会の高見澤君と会う約束をしていた。
黒木君を通じて知遇を得、著書を2冊送っていただき、
ちょうど二冊目の「中国の智恵と日本の伝統が民を済う」
(高見澤学著・リブロ出版社2009.4)を読み終えたばかりだった。
素晴らしい名著である。
まず、欧米人は「金融」で、
中国人は「現物」と「人とのつながり」で儲けると分析しており、
おもわず唸ってしまった。
また単なる経済問題だけでなく、
現在の地球上のあらゆる問題点を端的にとらえていて、あとがきには、
「各自が自覚し、努力することで仏性や神性に目覚めることが、
よりよい社会を構築するための第一歩であると思われる」と提言されている。
ちなみに大学は違うが、専攻は私と同じ国際関係論出身である。
彼も私と同じく五井野正博士からほんとうの「江戸」を知り、
歴史観・人生観を学ばせていただいている。
ある意味、拙著「マインドコントロール」のコンパクト版であり、読みやすい。
しかも長年の現地踏査と貴重なデータも豊富である。是非ご一読をおすすめしたい。
その彼と、「1時頃川越駅、1時半頃展覧会場」とメールで約束していた。
私の住んでる南北線の鳩ヶ谷駅からJR川越駅までは、約1時間でいける。
実は12時半にはすでに川越駅に着いていた。
私の「事前計画」では、
駅からまず蔵のある町並みを写真を撮りながらゆっくり散策し、
約束の時間ちょうどに会場に行くはずであったが…。
実際の行動は、川越駅に着くと、
まず喫茶店を探して急ぎ飛び込んだ…。
そして、日本ホメオパシーの大家であり、
同じ伊予・愛媛出身の由井寅子先生の新著
「発達障害へのホメオパシー的アプローチ」を急いで読んだ。
にんげん50年以上、
現代のような石油由来の化学添加物の洪水の中で生きていると、
自分の肉体ばかりでなく、家族や親類、友人・知人などにも様々な故障がでてくる。
我が家は、基本的には日々の口養生、
つまり妻の作るヘルシークックと、
必須アミノ酸・ビタミン・ミネラル・ハーブ等の
天然サプリメントである「ニュートリション」で健康増進を図っている。
それでもストレス等が重なり、症状が出たときには、
五井野博士特性のGOP(五井野プロシンジャー)で治している。
さらにひどい症状の場合は、
ワクチン接種等を通じて身体に入ってしまった毒を排除するために、
由井寅子先生のホメオパシーがあることを知った。
自閉症も脳内に溜まった水銀やアルミニウムの薬害であり、
ホメオパシーで体外に排除することにより正常にかえることも報告されている。
この紹介のために、ぜひ高見澤君と黒木君に寅子先生の本を渡したかったのだ。
それにはまず自分が読んで納得しなければならない。
というわけで、電車内で読み切るつもりができず、
急ぎ茶店で…となったわけである。
で、本に感動しつつ、読了がちょうど1時半!
黒木君に電話すると、「高見澤さん、もう見えられてますよ」…^^;
川越駅前からタクシーで800円。
急いでかけつけ、遅れたお詫びをいいつつ、
高見澤君に「発達障害へのホメオパシー的アプローチ」、
黒木君に「それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?」
をお渡しした。
さて、「江戸浮世絵展」の会場がまた素晴らしい。
蔵のある町のはずれの二階建ての一軒家である。
一階部分が「あとひき煎餅塩野屋」であり、
江戸時代の趣がそのまま残っている。
その店の左奥に屋根裏に続く急な板作りの小さな階段がある。
思わず、「え!?この階段で上がるの??」と思ってしまった。
二階部分は、普段から茶屋として使っているようだが、
その名前の「蔵の茶屋かくれんぼ」がまさに「名は体を表す」で非常にいい。
わずか6畳ほどの屋根裏部屋を使って、
浮世絵が四面に飾られている。
今回は特に、フランス印象派のゴッホが収集した浮世絵と同じ絵を中心として、
女性たちが雪合戦をして楽しむ三枚綴りの浮世絵など、
新年や冬の季節にふさわしい浮世絵が展示されている。
二階にあがると、
さっそく絵の所有者の掃部(かもん)さんと石塚さんに解説していただいた。
まず掃部さんに葛飾北斎の作品を説明していただいたが、
この1枚目から目が釘付けとなってしまった。
構図と言い、髪の毛の生え際までの緻密さといい、絶妙な色あいといい、
いくら見ても見飽きない。
石塚さんには、文字入りの浮世絵の解説をしていただいた。
三枚綴りの浮世絵など、一枚一枚で完成されているのものが、
三枚でさらに一つの物語になっている。
錦絵となるとその鮮やかな色合いが数百年の時代を超えていまだ輝いている。
伺えば和紙は繊維の長さが1センチ以上ありしっかり自然に組み合わさっていて、
紙として何百年も持つとのことだ。
普段われわれが使う西洋紙は、繊維が1ミリほどしかなく、
化学薬品で貼り合わせて紙にしているので、
100年もすれば紙として存在できなくなる。
その和紙の感触を、額から作品を出して直接手で触らせていただいた。
五井野博士の講演の時もそうだが、歌川門人会の方々は、
本物を手で触らせて、実感させてくれる。
1万枚の本物の浮世絵を世界の学校に配る運動も行っているだけに、
日本文化、つまり本物を正しく伝えようとするその姿勢に感動した。
一枚の浮世絵を作るには、
絵師・彫師・摺師が三位一体で協同連携しなければならない。
しかも色がおおくなるほど何枚も版木を作って、
同じ位置で刷らなければならない。
髪の毛の一本一本まで描くとなると、
今のコンピューターでも復元できないであろう。
まさに浮世絵師達は、
人類史上で最高の完璧な有機的コンピューターだったのである。
展示されているどの浮世絵を見ても新たな感動が生まれる。
多分、丸一日見ても飽きないのではないかと思われた…
…ゴッホが見て、衝撃の感動を受けたのがよくわかった。
その衝撃が、時を経て、西欧の民主革命につながり、
現在のドイツの自然と共生する人間的民主主義として結実しているのである。
その4面の壁の一番広い正面の壁の中心に、
五井野画伯の「6本の向日葵」が特別展示されている。
その絵から時空を超えて、
はるかに高い愛の波動が部屋いっぱいに注がれているのを感じた。
きっと霊性の高い人なら、そのオーラの色や、
博士自体の姿も見えるのではないだろうか。
考えてみれば凄い瞬間にいるのである。
パリの版画家ブラックモンが浮世絵を初めて見たのは、
伊万里焼の包装紙に使われていた北斎漫画であったという。
その構図・色等に衝撃を受け、
やがてゴッホに代表される近代印象派
(正確に訳せば日本版画派)となっていった。
そのゴッホの向日葵の絵などの謎を世界で初めて解いたのが
五井野正博士である。
そして本来は科学者ではあるが、
ゴッホを超える画家として欧米では有名となった。
つまりゴッホが描きたかった絵を
五井野博士が代わりに描いて完成させているのである。
ロシア等の霊性の高い人は、
博士が絵を描く横で喜ぶゴッホを見ると言う。
その博士が、願いを込めて描いた「六本の向日葵」の絵が、
浮世絵展のなかで特別に飾られている。
だから展示会場全体が、
時空を超えた高い波動の場となっているのである。
まさに霊性を高めるための「外からの刺激」の究極の空間となっている。
こういう意味でも、是非一度と言わず、
何度でもその場に入ることをおすすめしたい。
接するだけ、居るだけで波動が高まる。
まさに船井先生の言われる「本物」である。
ちょうど、インターネットの「川越KOEDOnet」でも紹介されているので、
確認してほしい。
http://www.koedo.org/gallery/21405.html (川越KOEDOnet)
今回、さらに黒木君に、特別ゲストを紹介していただいた。
小江戸川越観光親善大使であり、
火縄銃鉄砲隊隊長の寺田図書助勝廣氏である。
火縄銃の特性や玉の飛び方、弾込めが1分で4~5発できるなど、
戦国時代の合戦の実相を知る上での貴重なお話を伺った。
小柄な寺田氏だが、背広より鎧甲を着る時間が長く、
約20kgの重みを感じることなく自由に動けるとのことである。
また、大柄・屈強の米国海兵隊員が同じ鎧甲を着て、
木刀で3回勝負を挑んできて、
剣道等一切おこなったことのない小柄な寺田氏が簡単に3勝したことを伺った。
左手に楯、右手に剣のスタイルの西洋騎士には、
低い姿勢から、つまり下から上へと相手の間合いに入って攻撃する日本剣法の
「間合い」がわからないらしい。
これは、空手道で大柄な外国人等と戦うときの秘訣でもある。
地球から力(反作用)を得て、
出てくる瞬間に相手の懐に下から上に飛び込んで
一撃で倒す「後の先」である。
まさしく氏は多生の縁で、
過去は戦国武士であったに違いないと確信した。
川越藩火縄銃鉄砲隊保存会のHPアドレスを紹介するので、是非ご覧下さい。
http://www.geocities.jp/kawagoe_sisinokai/ (獅子の会)
私も次回は是非火縄銃の実演を撮りに伺う予定である。
浮世絵鑑賞のあと、蔵のある町並みを急ぎ足で見学しつつ、
川越市立近代美術館に行った。
展示会場で、「北海道の景色で有名な画家の作品展をおこなっている」
と言うことで、入場券をいただいたのだ。
中学生の一団も先生に連れられて鑑賞に来ていたが、
ハッキリ言って、「小学生レベル」の絵に感じた。
あえて言うなら、浮世絵に出会う前のゴッホ達の絵ではないだろうか。
その後、都内でも絵の展示会を見る機会があったが、どれも幼稚に見えてならない。
作家の自己満足でペイント材料を画板に塗っているにすぎない。
やはり、ホンモノを見て、感動し、波動が高まると、
それ以下のレベルはすぐに判別できるのではないだろうか。
また、高次元の波動を出す絵は、飾るだけで、
その空間を「外からの刺激」の場としてイヤシロ地に引き上げるのかも知れない。
そういう意味で、五井野博士の絵を飾った高見澤君が、
部屋の雰囲気がかわり、自身も不安などがなくなり、
なんともいえない安堵感となっている、というものうなずける。
やはり、本物はありがたい。
私も、印税で買えるまでマインドコントロールが売れるように、神頼みしよう…!
今回は、川越市の蔵のある町と浮世絵展会場の写真をアルバムに載せました。
枚数は少ないですが、いい場の雰囲気を感じていただければ幸です。
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「マインドコントロール」(ビジネス社)
「心の旅路」(新風舎)
メルマガ:心のビタミン(エッセー) http://www.emaga.com/info/heart21.html
新心のビタミン写真 http://cid-7ee92fe6821f38ad.profile.live.com/
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◇訂正◇
昨年末に出した「シンクロニシティ~今年を振り返って」の記述の中で、
一部事実と違う内容がありましたので訂正させていただきます。
① 五井野博士が、「高校時代に」法華教の究極の悟りの理論といわれる
「一念三千論」を書き、池田大作氏に贈呈とありますが、高校時代ではなく、
北欧に留学して帰国後の「22歳の時」です。
② また「北欧に逃げるように留学」とありますが、
当時は安田講堂事件など学生運動のあおりで東大も入試さえ行えず、
運命的なものを感じて北欧に留学。
帰国後、リサイクルやログハウスなど社会運動を展開して
TV等にも大々的に取り上げられ、また「七次元の使者」などの
ベストセラー作家にもなります。
その後、上述のエッセイのとおり、様々な迫害を受けつつも、
現在に至っているわけです。






