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2009年 8/3 シンクロニシティー・・・武士道について

7月に入って、この秋にビジネス社から出版予定の
「マインドコントロール」を鋭意執筆中である。

 現在、ページ数にすれば、250ページぐらい書いたであろうか。
8月7日からの三男の岐阜選抜全国大会支援までには初稿を完成したい。

 あと一週間!!
 とやや焦っているところに、
「Welfare 社の編集長から武道特集をするのに
空手道の吉玉さんがベトナム出張中で、
締め切りに間に合わないことがわかりました。
つきましては、ピンチヒッターをお願いしたい。」
と連絡が来た。

一昨年、同誌の「武道スピリッツ」で取材を受け、掲載もされた。
その時の写真を使って枠も作り、後は、
「武道に関するコメント」と「独特の錬成法」を書いてほしいとのことだ。

お世話になっているし、頼まれれば断るわけにもいかない。

「で、締め切りは??」

「7月31日」
(つまり、明日!!)
「でも、急ですから、8月2日まででお願いします」

その7月31日、(株)札幌フォトコマーシャルの代表取締社長でもあり
私のもっとも尊敬する写真家の、岸本日出雄先生から
暑中見舞いをいただいた。

絵はがきの裏の岸本先生の写真をみて、
思わず、固まった!!

「裏摩周さくらの滝 さくらマスの遡上」というタイトルで、
うすみどり色の滝の水のアップの
まるで油絵のような全体の構図の中に、
さくらマスがいまにも画面から
飛び跳ねそうに3匹写っている。

実は、執筆中の拙著のメインテーマの人類の歩みの中で、
この北海道のさくらマスを描写し、
自然環境に応じて個体がいかに適応するかを述べ、
同じ人類がなぜ各民族に発達したかを説明していた。

さらに日本人のよき特性の代表として
「和も以て尊し」の体現である「ヤマトごころ」の
究極の進化としての「武士道」を書いていた。

まさに、シンクロニシティー、意味ある偶然、共時性である。

プロである岸本先生の写真を載せるわけにはいかなので、
先生のHPのアドレスを紹介します。
是非、北の大地の自然で癒されてください。

http://www.kishimoto-hideo.jp/
(岸本日出雄 札幌コマーシャルフォト)

では、急ぎ、1時間ほどで書いた拙稿掲載します。

++++++++++++++++++++++++++

武士道について

古来日本民族は、和を以て尊しの世界唯一の共生の文明を築いてきた。

武士道は、そのヤマトごころの究極の進化であり、

「地位も名誉もお金も命さえも捨てて、
 己の信ずるもののため、
 己の愛するもののために、
 全力で誠を尽くす生き様」をいう。
 
 武道は稽古そのものが常に死と対面し、
その克服のためには心の修養が不可欠であり、
究極の無刀取りの極意、
つまり「戈」(たたかい)を「止」める道の完成が求められる。

そのための厳しい精神修養を通じ、
禅に通じ、
わび、さびの感性、
無の心境、
すなわち「究極の人格の完成」が求められる。

 それ故、武道精神に通じるものほど、

「弱者への愛」

「公への奉仕」

「誠実な生き方」

を体現するようになる。
 
これこそ、国家防衛の崇高な任務を有し、
いざというときに身の危険を顧みず任務に邁進する
自衛官の心構えそのものである。
 
 終戦後、米軍は4年間苦しめられた日本軍の強さを研究し、
彼らはそこに、武士道の、特に武道を見いだした。

武道にもいろいろある。
そこで、ナイフを持つて向かってくる相手に
どのような対処をするかという実験を、
柔道、合気道、空手道のそれぞれの代表に対して行った。

 柔道、合気道の代表が腹を刺される中、
空手道代表の日本空手協会の中山正敏主席師範だけが、
みごとにナイフの攻撃を捌いて受け、正拳で反撃して倒した。

これ以降、戦略空軍の選抜者を中心に米軍人たちが
約10年にわたり正規の訓練として逐次中山主席師範のもとで稽古を受け、
軍に普及した。

これが戦後、空手道が世界に一気に普及し、
ブームとなるきっかけとなった。

ある時、タイの軍人に、
「特殊部隊秘伝の技を見せる」と言われて見せていただいたことがあったが、
なんと彼が披露したのは、
中山空手道で5級の緑帯にすぎない初心者用の平安4段の形であった。

ただ、それだけ世界のあらゆるところに普及しているのには驚かされた。

 ちなみに防衛大学校設立時から亡くなられるまで、
防衛大空手道部の師範は、中山正敏主席師範であり、
我が生涯の空手道の師である。

 中山空手道の極意は「極め(きめ)」にある。

地球からの力を拳の「一点」に「一瞬」のうちに「集中発揮」する。

 物理的には、後ろ足の足の裏全体で大地を力強く瞬間に捻り圧し、
地球から反作用の力をいただく。

その力を脚、腰、ボディ、肩、腕そして固く握りしめた拳に一瞬で移動させ、
最後は中指と人差し指の第3関節から集中発揮して相手を倒す。

 精神的には、地球を含むありとあらゆる宇宙の「気」を集中して、
当たる瞬間に拳の接点からからレーザービームのように放射する。

 このための効果的な鍛錬方法は、
前屈の姿勢で「追い突き」あるいは「逆突き」の姿勢をとり、
拳を木立や壁に当てる。

もちろん接点は前述の二点のみ。
接触面が狭いほど力学上衝撃力が大きくなる。

そして徐々に後ろ足を強く踏ん張り、
最後は前足を地面からあげる。

つまり後ろ足と突いた手の二点で身体を支える。
アイソメトリックの要領である。
これを左右毎日何回か繰り返す。

もちろんこれは、毎日の追い突き等での
「巻きわら突き」の鍛錬の中に取り入れてこそ、
「究極の極め」修得に絶大な効果を発揮する。

 空手道に先手なし
  空手道の修行に早道になし
   只是、日々基本稽古の積み重ねのみ

                          押 忍
中山正敏道場訓
一、人格の完成に努むること
一、誠の道を守ること
一、努力の精神を養うこと
一、礼儀を重んずること
一、血気の勇を戒むること

++++++++++++++++++++++++++++++

この小エッセイに使った写真も含め、7月に「携帯電話」の写真で撮った写真を
「7月日々の情景アラカルト」と題し、アルバムに出します。

併せてご笑覧ください。


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