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2009年 8/26 一枚の写真

一枚の写真

今年の2月、株式会社キャリアコンサルティングの
代表取締役社長室舘勲氏から六切りサイズの一枚の写真が送られてきた。

 丁寧に二つ折りの厚紙でアルバムのように挟まれていて、
表には「想い出」と印刷されている。

それを上に開くと、裏に室舘社長の手紙が添えられていた。
 
「2009年も始まり、大変お忙しい日々をお過ごしと存じます。
私共も新年の恒例行事であります靖国神社参拝を皮切りに、
日々未来に向け精進しております。
今回は、参拝前に撮影いたしました集合写真ができあがりましたので、
送付させて頂きます。」
 
写真を見た瞬間に感動した。

 靖国神社の門前に、500名ほどの正装した若者達が整然と並んでいる。

前列真ん中に紋付き羽織袴の室舘社長、
その左隣に着物姿の小さな愛娘(まなむすめ)のお嬢さんが座っている。

男女とも全員正装なので、
黒い男性のスーツ姿に女性の華やかな和服姿がコントラストに浮かび上がり、
一枚の錦絵のような雰囲気である。

 門の中央入り口から遠景として見える三々五々の一般参拝客と対照的な、
まさに「凛とした姿」に感動するとともに、
若者達のこれからの日本を良くしようというオーラが見えるようだ。


 実は、昨年7月、縁あって室舘社長から、
同社の主催する女性のための外交政治塾「一水会」での講演を依頼された。

 「一水会」とは、キャリアコンサルティング社の
メイン事業の一つである「人間力養成コース」の中で、
毎月第一水曜日の午後8時から行われる女性だけの講座である。

国造りの基は、「子供の教育」であり、
その子供の資質は、「母の知性」と「父の志」によって決まる。

特に、女性は若くして結婚し、子供を産む。このため早めに
「国家戦略・外交・軍事・政治の理解できる女性を育成する」
とともに、海外交流において、
外国のご婦人方のごとく自身で自国の伝統文化等を語れるように、
「日本の伝統文化の素晴らしさと世界に与えた影響の大きさを学ぶ場」
を提供する目的で行われている。

これまでも著名な方々が講演されている。

しかしながら平日の夜8時から、しかも「国防」という
いま時の女性にはもっとも縁のない話題に果たして参加者はいるのだろうかと、
半信半疑で会場に行った。

パワーポイントやビデオのセッティングのため少し早めに教室に入り、
受講生を待つ形になったが、初対面の私に対しての、
一人一人の明るい元気なキチンとした挨拶に先ず感動した。

やがて時間までに、約50人の席が満席となった。
平均年齢23歳。OL、大学生等が、人間力を養成するために、
お金を出して集まってきた。

これには本当にビックリである。
 
 私は、普段、小平学校の人事教育部長として、
年間約800人の入校学生に、2時間から3時間の講話を行っている。

事務官コースなど、まさに一水会と同じような年齢の女性も教えている。
 

講話の内容は、阪神淡路大震災災害派遣、オウム上九一色村強制捜査同行支援、
有珠山噴火災害派遣等の運用責任者としての体験談に基づき、
歴史観や宇宙観、人生観を話し、最後は百匹目の猿現象、
雁行に学ぶ、葬式の瞑想などで、
「より幸せな人生」と「意識改革」を念頭において話している。

講話の途中で、右脳に訴えるため自らも映っている
「ドキュメント有珠」などを放映する。

部外で講話を依頼されたときも内容的にはほぼ同じで、
対象者と時間に応じ深さや幅を調整している。
 

 ところで、わが学校の学生達が構内ですれ違ったときなどに、
ハッキリと挨拶をし出すのは、入校して私の講話を聞いた以降、
つまり教育を受けてからである。

 ところが、一水会の女性達は、初対面から素晴らしい挨拶をしてくれた。

ビデオ「ドキュメント有珠」の放映約15分間は、後ろの席の人達は、
画面の周りに集まって立って注視した。
わが学生800名にはありえない行動である。

この熱心さに、またまたビックリした。

 講話を終えた時に記念撮影をしたが、この時の、
感謝を表す表情・態度・言葉に、こちらの方が感動していた。


 キャリアコンサルティングを起こした室舘社長は、
青森の高校を卒業後、地元のスーパーに就職するも1年後に退社して、
とある会社に再就職。

そこでセールス日本一になるも、
「お前は自分が日本一になっても人を育てることはできない」
という一言に一念発起。

「人づくり」の会社を立ち上げ、現在に至っている。

 是非、室舘社長の著書「夢を見て 夢を叶えて 夢になる」(致知出版社)
を読んでほしい。


キャリアコンサルティング社の教育理念は「凛とした人づくり」。

 今では年間1000人を超える若者に対し、
「日本の未来を担う人材」となるように、
「若者の心に火をつける」役割を担っている。

 特に、知識や技能、技術を学ぶ「末学」を教育と思っている戦後の日本において、
人間としての生き方を学ぶ「本学」を真正面から捉え、
事業として具体的な教育を行っているところが素晴らしい。

 その姿勢が、若者の共感を得て、事業も繁栄している。


 講話をしてから2週間ほどして、室舘社長から、
A5版のぶ厚い封書が送られてきた。

 なんと、受講生全員の手書きの「感想文」が入っていた。
一人一人本当に真心込めて丁寧に書かれている。


先ほど、夏休みの宿題の読書感想文を、
余りに小さな字で書いている長女真菜・小6に、その感想文を見せた。

 「わあ!みんなきれいな字!」
それから真菜も丁寧に大きく書くようになった。
 
その長女も感嘆した感想文の一部を紹介したい。

「お話下さいましてありがとうございました。
まさにOO先生の命をいただいた気持ちがします。」


「色々なものや情報が周りに溢れている社会だからこそ、
もっともっと目には見えない心や意識に重点を置き、
それを良い方向に変えていくことで、
自分を護り、人を護り、日本を護っていくことが大切だと思いました。

「ありがとう」「ついている」などの“良い言葉”をたくさん発する人になります。
ありがとうございました。」

「私は近い将来、子供を産み、育てたいと思っています。
これから生まれてくる子どもの為にも、
まずは自分自身が人を育てるに相応しい器を持たなければと思います。

子供の未来に多大な影響を与える「母親」になるからには、
人ひとりの人生を背負えるだけの人間になります。

今回、OO先生の人生観、世界観をお聞きし、鮮烈な刺激を受けました。

何の為に生きているのか、今一度原点に戻り、
見つめ直すきっかけをいただきました。

真剣に今の自分と向き合い考えます。ありがとうございました。」

「日本の文化が世界に比べていかに優れているかをさらに深く気づきました。
そんな日本の文化や伝統が今や本当に崩れてしまっていることが
とても悲しく思いました。

けれど100匹の猿現象のように、
一人が変われば、それが周りに影響を与え、
100人まで変わることができる。

私は、その一人になって日本を良くするように行動します。
いろいろな本を読み、社会の動きに関心を持ち、意識を高め、
周りにいい波動を出せる自分になります。

まずは身近な所から挑戦します。ありがとうございました。」

 写真の晴れ着姿の女性達の中には、
この感想文を書いて送ってくれた人も含まれている。


間違いなく、日本はこれからよくなる。


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