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2009年 4/7 桜、一粒の命…いっきちゃんを救いたい

桜、一粒の命
   …いっきちゃんを救いたい

 今年の桜前線は、平年より1週間ちかくも足早に
武蔵野の大地を通り過ぎて北上していった。

けれども、地球を覆う大不況を反映するかのように、
その後の異常とも思える低温と雨模様の日々で、
企業の花見もすっかり影を潜めた。

 このためか、昨年までのように陽気に誘われて
『さあ!満開の桜の撮影紀行だ!』という雰囲気にはなれない。

 それでも、地球がこれまでどおり太陽を公転する限り、
来年こそはいいシャッターチャンスがあると希望が持てる。

少なくとも、私も平均余命から見れば、
まだ20回ぐらいの機会が持てそうなので、
確率十分の一として、生涯2回は最高の満足のいく桜の写真が撮れる
と見積もることはできる。

 ところが、この世に生を受けてから一度も両親に抱かれて桜を見たこともなく、
このままだと来年初めて見ることがほぼ絶望的な一つの小さな命がある。


 山保一己(さんぽいっき)ちゃん、1歳。
 生後一ヶ月半で突発性拡張型心筋症と診断され、
内科的治療を受けながら入院生活を続けてきたが、
今年1月に余命半年~1年と宣告され、
昭和大学横浜北部病院に転院して治療を受けている。

 拡張型心筋症とは、
厚生労働省の特定疾患に指定されている
原因不明の難病である。

心臓の働きが悪化し、左心室の内腔が薄くのびきってしまうことにより、
うっ血症心不全を起こして死に至る病気である。

 写真をみてもわかるようにずっと寝たきりではあるが、
ご両親の顔を見るととても喜ぶ。

しなしながらその無邪気な笑顔のために心臓に負担が加わり、
それにより血圧が上がって内腔がのびきる危険性が常にあるのだ。

 いっきちゃんを救うには、アメリカに渡り、移植手術を受けるしかない。

 現在、カルフォルニア州にあるロマリンダ大学病院からの
受け入れの内諾を得ることができている。

しかし心臓移植手術には、移植前後の医療費、渡航費、滞在費など
個人では負担できない莫大な費用が必要になる。

 そのため、いっきちゃんがアメリカに渡り、
移植手術を受け、無事に日本に帰国するまでのサポートをする
「いっきちゃんを救う会」が結成され、
皆様の善意におすがりすることになった。

その目標募金額は、9,900万円である。


 実は、いっきちゃんのお父さんは、陸上自衛官である。
この3月まで私の勤務する小平学校の警務教育部の学生だった。

階級は3曹。
つまり、陸上自衛隊の中の警察官になるための
厳しい教育訓練を無事卒業し、今はめでたく初任地で勤務している。

 自衛隊の階級構成は大きく、陸士、陸曹、幹部の三つに区分される。

幹部の指示命令を、陸曹がそれぞれの専門分野の小リーダーとして、
手足たる陸士を直接動かす。

第二次世界大戦における欧州戦線を舞台とした
アメリカの人気戦争(戦闘)TV番組「コンバット」の
主人公・サンダース軍曹の役割を思い出していただければいい。

その軍隊が戦闘で強いかどうかは、
サンダース軍曹のような鬼(名)軍曹がいるかどうかで決まる。

 私は、彼らプロの陸曹集団が大好きである。

 阪神淡路大震災の時、余震が続く中、倒壊した建物の中に、
身の危険を顧みず腹這いで先頭を進んでいったのも彼らである。

彼らのうち27名は、自身の家族が被災者となって家を失い、
どこに収容されているか不明にもかかわらず、
おくびにもそのことを口にださず、被災者の救助活動をし続けた。

 様々な国際貢献で、TV等には施設作業や医療支援隊員などが
脚光を浴びて報道されるが、
その活動の裏で、ひっそりとしかし確実に身を挺して、
活動する現場を護っているのが、
実は自衛官で唯一司法警察権を有するかれら警務隊員なのである。

 その任務にこの4月からいっきちゃんのお父さんの山保3曹がついている。
任務があれば、いっきちゃんは、奥さんに任せるしかない。


 もし、私がロックフェラー、いやほりえもんだったら、
1億円ぐらいポンと寄付したい。

しかしながら、現実は、私自身が子供4人を抱え、
子供の野球バット一つ買ってやることができない状況である。


 私のできることは、自分なりのヒューマンネットワークで情報提供し、
皆様の慈悲の御心におすがりして、
少しでも目標金額に達するように呼びかけることである。

 もし、賛同していただける方があったら、次のURLをクリックするか、
「いっきちゃんを救う会」でヤフー検索して欲しい。
 http://www.ikkichan.jp
 
 この中に募金の振り込み先などの案内があります。
 よろしくお願い申し上げます。

 
 今回、いっきちゃんへの思いを込めて、小平学校内の桜を撮影した。

 大木となった老木の満開の桜を、遠くから眺めて華やぐのもいい。

でも、その中に一歩入ると、
皺だらけの幹に直接小さな花をつけているのに気がつく。

枝が成長するまでの時間が惜しくて、
ただちにこの地球上に生まれた歓びを
小さいながら思いっきり全身で表現しているようだ。

 それは、まるでいっきちゃんが語りかけているようである。

 その魂の叫びを、携帯電話と古いデジカメで撮った。
その思いが通じることを祈りつつ、写真HPに、
「桜、一粒の命」のアルバムタイトルで掲載した。

 ご笑覧いただければ幸いです。


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