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2008年 4/23 異次元世界体験記…吉祥天女大都会をいく(その一)

異 次 元 世 界 体 験 記
…吉祥天女大都会をいく

 大自然の緑多き東三河・穂の国からコンクリートジャングルの
東京・小平市に転勤して約3週間が過ぎた。

鳩ヶ谷市の自宅から埼玉高速鉄道(南北線)~武蔵野線
~中央線~西武多摩湖線と乗り継ぐため、
朝5時半起床、6時にはママチャリで家を出る毎日だ。

朝が早いため、必然的に夜も早寝となる。

 豊川時代、というより学生時代からの夜型の生活習慣で、
これまでの人生は、ほぼ毎日寝付くのは深夜1時から2時頃だった。

実は2月18日に熱海の船井本社で船井幸雄さん、
宮崎忠さんと対談したときに、
船井会長から早寝早起きの効用が書かれた
「早起きは自分を賢くする」という本をいただいていた。

知識としては、納得したが、
30年以上の悪癖は治らないと諦めていた。

 ところが、4月から強制的に??
早寝早起きの理想的な生活になってしまった。

チャーリーン・べリッツ著の「パワー・オブ・フロー」に書かれている
「シンクロニシティ」(意味ある偶然:共時性)が起こったのである。

しかも生活時間帯の変更という人生の大変化である。

ついに明確に宇宙の根源からの「フロー」が来たのである。
あとはこれに乗るだけである。

 ちなみに月刊「ザ・フナイ」4月号
(http://www.hunaiyukio.com/thefunai/)の巻頭に
対談が載っているのでご笑覧下さい。


 ところで久し振りの単身赴任解消は、
家族にとっても一大変革となった。

 13年前に現在のマンションを購入して移り住んだ頃は、
長男が中1、次男が幼稚園年長、三男は生まれたばかりだった。

当時は結婚当初からのダブルベットなども
まだまだ余裕で生活空間に収まっていた。

ところが、13年も経つと子供達も大きく成長し、
さらに長女が生まれた。

今年社会人2年生となった長男は、既得権益!?
として一部屋を占有しているので、
リビングを除く残りの洋室と和室を五人でうまく使わざるをえない。

和室に置いて三男(現中2)と長女(現小5)が寝ていた二段ベットを、
次男部屋兼三男・長女の勉強部屋の洋室に移動。

つまり次男とペア仕様の三男と長女の机が窓際に三つ並び、
その後ろの壁際に洋服ダンスと入れ替えで二段ベットを置いた。

ただし寝るのは次男と三男。
長女真菜は和室で我々と一緒に寝ることとなった。

今春大学生になった次男が
よく子供3人部屋を理解し納得してくれた。

 こうして和室の二段ベット跡のたたみ一畳が
私の唯一の占有スペースとなった。

そこに豊川時代に購入して使っていたデスクセットと小さな本箱を置いて、
机上等にパソコン、プリンター、スキャナーなどをセッティング。

光通信のランを配線し、
壁にこれまでに受賞した写真のうち、
豊川を出るときにプレゼントした残りを飾って、
我が「城」を完成させた。

コンパクトなオープンスペースだが、
結構気に入っている。

こういう家族状況にもかかわらず、
私が引っ越す前にスペースを捻出してくれた妻に感謝したい。

ただしこれ以上本を置くスペースもなく、
また子供の教育費等経済的事情からも、
本は小平図書館でネット予約を利用して借りることにする。

 この和室には、子供の成長とともにスペース確保のために
解体されたかってのダブルベットの断片、
つまり独り寝に適度な大きさのマット一つだけが、
私のスペースの反対側の押入前の壁際に置かれている。

実は4年前の4月15日に、
母を天国の父のもとに家族皆で見送った
思い出の場所とそのマットでもある。

そのマットに私が寝て、
妻と真菜は、私に直交する形、
つまり三人で「π」(ぱい)の字となって寝ることとなった。

布団を敷くとイスのすぐ後ろには真菜の頭がある。
育ち盛りなのでやがてそのスペースにも収まらなくなる。

この為、妻が最近よく近くの一軒家の
中古物件情報をネットで探している。

真菜の成長に遅れないように、
しかもマンションのローンの残りと
ここに住みたいという長男のローン支払い能力、
それに中古物件のスペースと価格、
さらに三男のオール草加ボーイズ・次男の大学・長男と私の職場との
位置関係等々の要件を満たすいい物件が見つかることを、
潜在意識と一体化している「フローの力」に神頼みする今日この頃である。

 その前に長男にいい彼女ができて、
一日も早く独立して巣立つことを祈っていよう^^。

もっとも長男が月々の給料から家計に入れる食事代が、
三男のボーイズ硬式野球の経費として役立っている。

 いずれにせよ朝が早いこともあるが、
一緒にπの字で寝る妻や真菜の安眠妨害にならないためにも、
パソコン操作等で夜遅くまで起きるわけにはいかない。

 まあ、お陰様で一生身に付かないと思われた早寝早起きが
50歳を過ぎてできるようになったのである。

改めて感謝しよう!^^

 また単身赴任解消でもっとも嬉しいのは、
週末の三男の野球の支援と夜のトレーニングが再開できること、
さらに小5の真菜とまだ一緒にお風呂に入れることである。

いずれもそう長く続かないであろうから、
日々「今」・「ここ」に集中して、楽しみたい。

 先ほど、先回の小平学校勤務時代に、
いらなくなったバトミントンのシャトルをストックして
バッティングトレーニング用にプレゼントしていただいていた
元同僚の田口さんが、ひょっこり職場の部屋に顔を出した。

私と入れ違いで転勤したが、
仕事で週1回は立ち寄るとのこと。

 「シャトルまだ使われるなら持ってきますよ」

 喜んでご厚意に甘えることにした。
先日、夜のトレーニングがおろそかになりがちの三男を指導したばかりである。
これもシンクロニシティの一つだ。

 
 ところで太古からの大自然の息吹を感じていた奥三河の山々での縦走から、
久し振りに都内で通勤するようになって、
改めて都会の生活に異様さを感じた。
 
 鉄の動く箱に一緒に押し込められ、
すぐ横に接しているにもかかわらず、
誰とも話すどころか挨拶さえもしない。

 東三河の山の中では、
見知らぬ人も皆楽しく歓談しながら歩いた。

こちらが訓練の時などは、
慰問袋のごとくわざわざ採ったばかりの山女(アケビ)を
分けていただいたこともある。

また同じカメラの趣味とわかった方は、
いまも撮影された季節の風物詩などの写真をメールで送って下さっている。

 それだけに都内に帰ってから、
通勤電車の中での無表情で動かない人々の群れは、
まるで「ゾンビ」の集団のように感じた。

ゾンビだけならまだしも、
ヘッドホーンから溢れる騒音を垂れ流しながら
平気で大股で座席を占める若者。

目を皿のようにして携帯の液晶画面で
麻雀ゲームをするOL。

小学生時代と変わらずに人前で恥ずかし気もなく
漫画を読むサラリーマン。

早朝から疲れ切った表情でドカッと座って
イビキをかく中年の男性等々。

そしてほぼ全員、
老人が目の前に立っても席を替わろうとしない。

最も文明が進み、
便利快適な生活を享受しているはずの都会人なのに、
人間らしい「いこい」や「癒し」などとは無縁の異次元世界である。

 これではまるで人間の本体である霊体つまり魂が、
進化向上して死後本来住むべき5次元世界に行けずに、
凝り固まった個々の信念に囚われ、
自ら作り出した進化のない4次元世界に留まるのと同じではないか。

 先日出張で市ヶ谷、つまり都心に行ったが、
東京でも中心部に入るほど人工密度も増して、
ますます自然の緑が減って灰色のコンクリートジャングルになり、
ゾンビ化が激しくなった。

 最も自分のこの「異様感」が、
日を追って薄れていくことが一番恐ろしい^^;

 最近は、乗換駅などで席の空く位置を体験的に学習し、
その前にあらかじめ立っておいて、
空くとサッと座り込むようになった。

少なくとも30代ぐらいまでは、
電車では絶対に座らないと決めていたが。

3週間で、ついに吸血鬼に噛まれた人が吸血鬼になるがごとく、
私の心のゾンビ化が進んだのだろうか。

 でも、老人が乗車されたら必ず席を替わろう
という意識だけは残しておきたい。

それが完全ゾンビ化を免れる人としての最後の心の拠り所だ。





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