2008年 7/24 高校野球…感動の原点
高 校 野 球…感動の原点
日本の夏の風物詩、甲子園の予選が日本全国で繰り返されている。
4000校を超える様々な高校球児達が、
北は北海道から南は沖縄まで、全国で様々なドラマを展開している。
小学生時代から10年近く続けてきた高校球児達の野球人生の夢、
それは甲子園への切符を手にすること。
10万人近い同級生のうち、
その切符を手にする幸運の球児は500人にも満たない。
倍率200倍以上の狭き門である。
そのほぼ各県一枚の切符をかけた全国津々浦々の戦いの歓声も、
徐々に収束されていく。
敗れたチームは、勝ったチームに千羽鶴などをわたして夢を託す。
そして夢を来年につなぐ新たな4000チームの胎動の球音が
徐々に日本全土に拡がっていく。
高校野球では、ベンチ入りは20名。
監督から背番号が発表された翌日から、
21番以降の3年生球児のポジションは応援席となる。
小さいときから暑い日も寒い日も、風邪で熱がある日も、
イレギュラーバウンドのボールで突き指をして満足にバットを握れないときも、
誰にも言わず、歯を食いしばって何年も何年も耐えて鍛錬してきて、
最後にグランドに立てない。
発表の日の夜は、さぞ人知れず悔し涙を流したに違いない。
でも、アルプススタンドで応援する彼らの姿には、
その悲哀の表情が一切見られない。
心から一体となって全身全霊でグランドの選手を応援している。
と言うより、チアガールやブラスバンドの友情応援組、
あるいはOB・父兄等雑多な臨時混成アルプス応援団を、
彼らが、母校のためグランドの仲間のために積極的にリードして、
主役として躍動している。
その姿を見ていると、グランドでの試合以上の感動を覚える。
小さいときから全力で夢をおいかけ、
天から与えられた自らの力を出し切った満足感と、
瞬間の現実のショックと諦念観が、
彼らの心を、勝敗を超えた高いところに止揚し、
ある意味知らず知らず悟りの境地にもっていっているのかも知れない。
やがて戦いの場は、日本唯一の決戦場、高校球児の聖地・甲子園へ。
今年は是非、華やかな甲子園の表舞台を裏で支えるアルプス応援席での、
もう一つのドラマを見て感じてほしい。
そこには、敵も味方もなく、
全てのものと融合一体化して一つの「場」をつくってきた
日本人の素晴らしい感動の原点がある。
自然に価値を見いださず、
地球を征服破壊してきた現代西欧文明の明らかになった限界。
それとは対照的に、全てのもの、
特に自然と「一体化」して融合・深化してきた日本文化。
これこそ、未来永劫、日本人が地球・人類へ貢献するものではないだろうか。
高校野球は、その大切な本来の日本人の「心」の有り様を見せてくれる。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
メルマガ:心のビタミン(エッセー) http://www.emaga.com/info/heart21.html
北海道の四季(写真) http://groups.msn.com/jjt8khvnlvgq2ipf5spd2vq9r4
北海道の四季(写真)パート2 http://groups.msn.com/hearthul2006
北海道の四季(写真)パート3 http://groups.msn.com/hearthul2008
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇






