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2006年 6/15 春の北陸紀行…その1

4月28日から30日の間、アルプスの頂きに真っ白い残雪の残る飛弾高山路を使い金沢に行く。

いつもなら東名~名神~北陸の高速道を使い大きく迂回するところであるが、
折角の機会なので名古屋から北上、東北北陸自動車沿いに飛弾高山の山地を縦貫した。

東海北陸道は、飛弾清見~五箇山の間がまだ未完なので、
そのお陰で国道156号線沿いに飛弾高山の風土を味わうことができる。

丁度、庶務の信田さんのご実家が高山市で旅館をやっており、
飛弾清見から国道158号を東進して昼食に立ち寄る。

昼前に着いたので食事準備前の時間を利用して高山市を散策する。
高山市は、絢爛豪華な屋台行列のお祭りの地としてニュースで知っていた程度である。

今回、初めてゆっくり古い町並みなどを散策して、
日本にもこのような日本情緒が濃く残り旅人を癒してくれる街があったのかと認識を深めた。

感想を一言で述べれば、ドイツのニュンルンベルグの旧市街地で味わった
懐かしい心和む郷愁感である。

信田さんが小さいときはご実家が市内で肉屋さんをやっていたと言うことで、
先ず、国選定重要伝統的建造物群保存地区である古い町並みや朝市などを案内して頂く。

出格子の連なる軒下には用水路に清水が流れ、
ポイントに置かれた鉢の生け花が旅人の心を和ませてくれる。

町並みのメインである造り酒屋の構造をみて、
高山人のアルプスのような高い心に思いを致した。

通常、家というものは、一番目立つ玄関をより立派に造るものである。
ところが高山の酒屋では、玄関は道路に面した格子の壁の一部に戸口2枚の簡素な造りである。

表から見れば、時代劇の江戸時代の長屋の入り口と変わらない。
ところが中に一歩入ったら、その広大な空間に昔ながらの豪華なお店の造りが
そのまま今も生きており、表の質素さとの対照に唖然とさせられる。

信田さんによれば、周辺の人からいらぬ嫉妬を受けないための心から
こういう造りになったとのこと。日本のわび、さびそしてお茶の精神にもつながる気がした。

街を回る途中でフィルムを切らし、小さな商店に入ったが、
古い家の構造をそのまま使ってカウンターだけの喫茶店もしており、
フィルム1巻買うだけで、お店の60代と勝手に判断した女主と様々なよもやま話ができた。

多分、幕末に日本近代化の教官としてやって来た欧米人が感動した江戸の商店などでの
日本人との出会いは多分このような情景であったのだろう。

町の中央をながれる宮川の河川敷は、老人達の憩いの場所となっていた。

まだ食事まで時間があるというので、桜山八幡宮の高山祭屋台会館に行く。
秋の高山祭を彩る国指定重要文化財の屋台11台を年間を通じて4台づつ展示してある。
本物の巫女さんにガイドをしていただける。





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