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2005年 10/27 50歳の打撃投手・・・悠人版野球物語の幕開け

10月23日、三男悠人の地区大会である桜スポーツ大会の1回戦があった。
このところ東京地方だけ雨の週末が3週も続き、子供達にとってほぼ1ヶ月振りの試合となった。

夏の市民大会が終わり、まだ6年生が試合に出るとはいえ、
気持ち的には5年生主体の新人戦というところか。
悠人の所属する里緑ヶ丘パワーズは夏の大会に予期に反して3位入賞した。
表彰式で普段厳しいコーチが涙していたという。

悠人も含み二人の投手、捕手など5人が5年生なので来年こそ、
次男聖人達以来5年ぶりの優勝が目標となる。
だが現実は厳しい。やはり、部員が増えない・・・。
6年生4人が抜けると今の2年生が一人入らないと9人のメンバーが組めない・・・。

そういう不安材料を抱えながら、今回の1回戦は見事11-1のコールド勝ちをした。

悠人も2番ショートで先発出場。初回の第一打席でレフトオーバーの二塁打。
しかし暴走気味に三塁を狙ってタッチアウト!!ベンチの監督・コーチに
「なにやってんだ!!」と厳しく指導されるが自己判断で思い切りよく三塁に滑り込んだ
積極性を褒めてやりたい。

2打席以降も敵失、死・四球で3回出て盗塁を重ね得点した。

5回に抑えとして登板、1三振の0点で抑えコールド勝ち。

思えば、当時小6の次男聖人のいるパワーズに小学入学とともに入部しはや5年目・・。
この秋から市の選抜チーム18名にも選ばれ、その練習成果がこれから開花することだろう。

悠人は次男の同じ時に比べ身長が一回り小さい。
体力も先日の運動会の100m走で学年2番になったものの聖人ほどの体力はない。
市の選抜チームに選ばれるのも半年遅れた。

夏の大会の恒例の反省会の席では親が順番にショートスピーチをする。
妻が「悠人は聖人に比べてどうしても小さいのでなかなか期待に応えれませんが、
いいものをもっているのでこれから徐々に力を発揮してくれると思います」
と述べたのが印象的に残っている。

実は、単身赴任を終えてかえってきた2年半前、
悠人が3年生になってから毎晩トレーニングを続けている。

夕食後の風呂前に、
①バトミントンシャトルによるバッティング
②ゴム・バトミントンラケット・タオルによるシャドーピッチング
③硬球のゴロを素手で受けての送球練習の3つである。

①では、私が5m程の距離からバトミントンの羽を全力で投げる打撃投手になる。

一緒に横で見る小2になった真菜が、2年前に単身赴任から一緒に住むようになった
父と初めて覚えた日常会話が「今日はトレーニングは?」であった。

このトレーニングに続く、風呂入れ、寝かせつけの本読みが
私の一日を締めくくる日課でもあり、信頼貯金ともなっている。

先日、澤宮優著の「打撃投手」を読んだ。
現在プロ野球の各チームに10人程度の専門の打撃投手がいるらしい。
練習時間の長い日本独自の制度とのこと。

本には、野球好きでなおかつ現役選手の成功のためだけに生きる彼らの
生き様が書かれていた。最高齢者は53歳にもなる。

2ヶ月前からシャトルバッティングの最後に10円を賭けるようにした。
ヒットを打てば私が悠人に10円、三振取れば悠人から10円もらうという勝負だ。

僅か10円、されど10円。

悠人の真剣さが違ってきた!?
スイッチヒッターなので3回ずつすればうまくいけば一日60円の儲けである。
所詮まだ小5なので、いつでも三振が取れると高をくくっていたが、
なんと最近はほぼ10割ヒット性の当りをされる。
全力で投げているにも関らずである。

「う~~ん、50歳になり肩の限界か」と思っていただけに、
本の現役の53歳の打撃投手に感銘を受けた。

そして改めて思った。
「悠人の成長のための打撃投手なんだから打たれて心から褒める」
「この肩が投げれなくなる時に悠人も自立だ」そして
「10円の積み重ねが悠人の将来の成功貯金だ」

ところで子供の家庭教育で一番いいのは家の仕事をさせることだとわかってはいても、
サラリーマン家庭には家の仕事が見つからない。

そこで、悠人には洗濯物1点畳むごとに2円(但しタオルは1円)、
真菜には夜台所の食器洗いを行ったら10円出すことにした。

6人家族で二人が野球をする我が家の洗濯物は貯まると山のようになるし、食器も多い。
どこまで続くかと思ったが子供達は喜んで毎日続ける。

小学生の間は小遣いを我が家はやらない。
だから余計に労働と報酬の喜びを味わっているのだと思う。

先日、悠人が「お父さん今日は5回づつしよう!」と挑戦してきた。
「よし!!」と受けたが見事100円稼がれた。

それを傍で見ていた真菜が、お風呂後、「お父さん見て!」と台所に私を呼んだ。
そして食器だけでなく炊事場がピカピカになっているのを見せて
「お父さん私頑張ったからもう10円頂戴!」。

その向上心を褒めて特別ボーナスとしてその日は20円とした。

まだ小学生の下二人は別段お金を使う目的はないので、
もっぱら貯金箱に貯めるのを楽しみにしている。

多分一番喜んでいるのは妻ではないかと思う。
6人分の家事にビジネスの段取りなどしていると寝るのは深夜1時を越える時もある。
洗濯物たたみ、食器洗いがなくなるだけで結構助かると思う。

ネットの知人が「そりゃ10円じゃあ安すぎる!」^^。

たかが10円、されど10円。
使いようによってはそれぞれの大きな財産となる・・・。

昨日のお風呂の中で悠人が「今日、クラスメート6人に野球クラブ誘ったよ」。
来年の試合を考え危機感が行動につながってきたと言える。

これからいよいよ聖人に続き、悠人版の野球物語の幕開けだ。

と言うことで、今回は夏の大会で市の広報誌の表紙を飾った
悠人の背番号6のクロスプレーの写真と10月3日悠人6歳の誕生日などの身近な写真を
手短にアルバムとして編集した。


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心のビタミン(エッセー)http://www.emaga.com/info/heart21.html
北海道の四季(写真)http://communities.jp.msn.com/jjt8khvnlvgq2ipf5spd2vq9r4
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