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2005年 9/21 横須賀港再訪

小平学校の幹部渉外広報課程学生12名を連れて
横須賀港の海上自衛隊を再訪する。
今回は1年前の卒業生が案内してくれた。

今回改めて図面で旧日本海軍の主要な部分は
殆ど米海軍に占有されているのを確認した。

先の大戦末期に米軍は日本全土に激しい空襲を行ったが
この横須賀港は一切爆撃しなかった。

現在使われている施設等は全て旧日本海軍の
施設がそのまま使われている・・・。

佐世保とともに戦後の重要な戦力拠点として確保する
計画であったのだ。

今回は海上自衛隊の掃海艦を研修させて頂く。
湾岸戦争でも活躍した機雷の処理を専門とする艦艇である。
長さ67mだが、世界で最大の木の工作物である。

他国は木工技術が及ばないのでプラスチック樹脂で作っているらしい。
しかし、機雷という海の敏感で危険な地雷処理の為には
木の方がはるかに静粛で優れているとのこと。

但し、その船大工の熟練技術者も80歳代の高齢で
後継者がいないらしい・・。

考えれば、スペースシャトルの一番重要な機首の部分とか
巨大な天体望遠鏡のレンズなどは日本の熟練技術者しか作れないのだ。
コンピューターでも作れない精巧な日本人の「巧み」の世界。
是非、未来につないで欲しい。

また、今はクーラーがついているが、
湾岸戦争で掃海に行った艦艇は一回り小さく
クーラーなど無かったとのこと。

60度の灼熱地獄で、最後に行ったばかりに他国が手をつけなかった
一番困難な機雷処理現場で、見事に任務を完遂した海の武士(もののふ)に
同じ日本人として改めて感謝の言葉を捧げたい。

戦艦「三笠」では、近代日本の一つのエピソードを知ることができた。
横須賀は、幕末に徳川幕府の勘定奉行であった小栗上野介が推進して
横須賀製鉄所等を建設したことから開発された。

当時は英国の産業革命に力を得た西欧白人国家が全世界の植民地化
に乗りだし、丸い地球上の最後の非植民地として日本で様々な力の
ベクトルがぶつかった。

特に、日露戦争で日本がロシアに敗れれば、地球上の全有色人種が
永遠に白人文明の奴隷にならざるを得なかったかも知れない。

日露戦争にはそれだけの重要な歴史上の意義がある。

だから今でもトルコとか有色人種国家では東郷平八郎等が賞賛され
教科書にさえ載っているのである。

その日露戦争で日本勝利を決定づけたのが、日本海海戦である。

ところえで船の底には貝殻等がつくので必ず定期的にドライドッグで綺麗に
修復する必要がある。

日本海海戦の日本の連合艦隊には、この横須賀製鉄所等があったので
完全に修復することができた。

実は、明治維新の戊辰戦争において幕府軍の重鎮でもある小栗上野介は妻とともに
長州軍に追われ会津まで逃げたがついに戦死した。

しかし妊娠していた妻は逃げ切り子孫を残したが、賊軍の家族として
ひっそりと生きていた。

日本海海戦の大勝利後、その連合艦隊司令であった東郷平八郎は、小栗上野介の
妻を探しだし「あなたの夫が横須賀製鉄所を作っておいてくれたお陰でロシア
艦隊に勝つことができました」と感謝の言葉を述べた。

それを機に小栗上野介は、賊軍から維新功労者として「官軍」として祭られる。

今回その三笠と横須賀港自衛艦の写真を載せた。
歴史は人により解釈が違う。
いつかこの三笠に行かれて自分で史実を確認されるのも良いかも知れない。

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