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2005年 10/19 靖国の狛犬

今回は、靖国神社の狛犬を紹介したい。

「接遇」の部外講師としてお世話になっている増田先生から、
先生自身が靖国神社の狛犬を撮影して入選したことがあると伺っていたのだ。

靖国神社には、日本で唯一幕末以降の現代史が体系的に学べる「遊就館」があり、
学生研修で活用している。

今回改めて狛犬に注目してみると、参道沿いに4組あり、
それぞれ姿形が全く違っていた。

そこで改めてインターネットで狛犬を調べてみることに・・・。

辞書等によれば狛犬は
「高麗(こま)の犬の意。
神社や社寺の前庭に置かれる一対の獅子に似た獣の象。
魔よけの力があるといわれ、昔は宮中の几帳や屏風の揺れをおさえる重しとして
使われていた。
ライオンを元に形象化されたもので、初めは犬に似ていたが、
平安末期に獅子に近い形になった。こま。」とある。

今から1000年ほど前は、「左が獅子で開口」、
「右が胡魔犬で不開口、在角」だったようだ。

つまり、左側が獅子(ライオン)の形で口を開けており、
右側が犬の形で口を閉じてかつ頭に角があったらしい。

それが、神殿内から参道へ主たる設置位置が場所を移すにつれて庶民化してくる。
参道狛犬の誕生である。

その参道狛犬が、時代が下がるにつれて獅子と狛犬という異なる神獣であることを
示す記号が失われ、今ではそのほとんどが実際は獅子一対の組み合わせになっている。

その中にあって、口元だけは一貫して開閉する形をとっている。

これは、日本独自の進展であり、口の開閉が単なる獅子と狛犬を見分ける
符号という意味を超えて、「阿吽(あうん)」という万物の始原と窮極と
いう意味まで持つようになっている。

いずれにせよ、中国や朝鮮半島ではこの進展はみられない。
こういう点にも日本独自の文化、美意識があるのではないだろうか。

今回、その4組の狛犬を写真で紹介する。
普段、何気なく素通りしている狛犬もよく見ると形、表情など個性豊かである。
今後、日本文化の再発見として楽しまれたら如何であろうか。


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