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2002年 9/3 襟裳岬の旅・・何もない!?

8月最後の週末、襟裳岬に行って来る。
北海道で回ってない岬はあと松前と襟裳の二カ所だけ。

だから今週末は、苫小牧から襟裳岬を回って、十勝の海岸でテント泊、翌日は糠平のアーチ橋を撮ってくる計画であった・・・。

だが、またしても週末は霧雨・・・。
今年は、太平洋高気圧が北海道を覆っていないので、さながら内地の梅雨空のように気圧の谷の通り道になっている。

海の色はもろに空の色が写る。晴れると紺碧の海。曇りだと・・・灰色の水・・。
しかし、週末しか出かけれないのだから・・意地で行くしかない^^;

結局、国道36号を苫小牧まで南下、じ後235号沿いに途中で、山百合や親子岩などを撮りつつ、襟裳岬まで一気に行く。

その後、黄金道路で、昆布を捕る年配のお母さん?とサーフィンを楽しむ若者がコントラストで面白く撮影。

広尾まで出て、天候の回復の見込みがないのを確認して糠平を諦め、国道236号を浦河に出て、引き返す・・・・。

苫小牧に帰るまでは、室蘭の地球岬で仮眠して朝日に輝く海岸を!と思っていたが、霧雨が強くなる・・・。

地球岬だけは、群青の海をいつか撮りたい!!と・・結局、札幌に帰宅。
翌日、札幌の郊外で以前から気になっていた廃墟の「屋敷」を撮りに行く。

実は、これまで道東或いは道北等で北海道の大自然に感動してきた。
車で30分も走ると札幌のコンクリートジャングルともおさらばできる。
ところが、今回、国道36号をいくら南下しても大自然にめぐり逢わない・・・。
関東地方の郊外の道路とあまり変わらない・・^^;

苫小牧からせめて国道235号を入れば・・・と思ったが・・。
道東や道北の海岸と違って、ほぼ襟裳岬まで、何らかの人家が続く。
雪が少なく、南斜面で太平洋に接していてすみやすかったのであろう。
牧場も多く、サラブレッド街道と言われているぐらいだ。
浦河町などそのモダンな町並はミニ札幌のような感じさえした。

でも、澄んだ海には魚が見えなかった・・・。
道北の野寒布岬など子供が手掴みできるほどウグイが群れをなしていたのに・・・・。

原因は、山に森林が無くなったことにある。
地球上の生物は、食物連鎖でお互いが生きて生かされている。
豊かな森林が豊富な養分を海に送り、沢山のプランクトンが出来て、海藻ができ、魚が繁殖する。

牧草のため、あるいは燃料のため早くからこの地方は森林が伐採されてきたのだろう・・。

自然と共生しない限り、海から生物が滅び、やがて人も滅びる・・・。
そのことに漁民が気付き、漁師が山に木を植え始めた。
その成果で漸く日高昆布もまた海に蘇りつつある。

「襟裳の春は何もない春」と歌われたが、その岬に「風の館」が出来ている。
地下構造で、観光客は屋上で雄大な太平洋を望むようになっている。
土で覆われているので、そこが屋上と気がつかない人も多い。
これなら、冬も観光客を呼べるに違いない。

ある意味で、自然を無くした日高地方の人が、自然の大切さに気付き、エコ構造の記念展望台を作ったとも言えよう。

そういう思いで今回は、写真アルバム「襟裳の旅」の最後にのせるため、札幌郊外の開拓跡の廃墟を撮りに行った。

次回は、いよいよ最後の松前岬。
次回こそ、快晴のもと、群青の海を撮りたい・・。

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北海道の四季 http://communities.jp.msn.com/jjt8khvnlvgq2ipf5spd2vq9r4
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