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2002年 10/10 ひがし大雪アーチ橋紅葉の旅

10月6日、日曜日、糠平湖の「ひがし大雪アーチ橋」の紅葉を狙って撮影に行く。

かって、帯広から上士別、糠平を通って三国峠のすぐしたの高原、
十勝三股まで鉄道が走っていた。

いわゆる国鉄士幌線である。十勝北部の農産物や森林資源の開発に貢献した鉄道で、昭和14年(1939年)に開通した。

しかし森林資源の枯渇と車社会の到来によって、昭和53年(1978年)廃線となった。

士幌線は、1000m進むと25m登るという急勾配と半径200mのカーブが続き、終着駅十勝三股駅は海抜661.8mと北海道の中で最も高い位置にある本格的な山岳鉄道であった。

特に、音更川の渓谷に沿って作られたため、たくさんの橋を造る必要があり、工事費を抑えるため現地で取れる砂利や砂を使って造ることのできるアーチ橋を架けることになった。
更に大雪山国立公園の渓谷美に似合った橋の形にしたいということからアーチ橋になった。

昭和53年と言えば、私が初めて北海道に赴任してきた年。そんなに昔とは思えないが・・。
当時の三股は駅を中心に200軒がにぎあう町であったが、今では僅か2軒しかない・・・。
綺麗なアーチ橋は、かっての賑わい振りの想い出を残しながら、今静かに太古から続く大雪山の大自然の中に眠りつつある・・・。

表面もかなり痛んできているが、現場の砂利等を使っただけに、静かに大地に帰っていっているように思えた。

朝、4時に札幌を出発して、旭川を過ぎたあたりで日の出を迎える。
途中、5時半から6時までSTVのラジオに注目。青年サマーセッションに来てくれた木村さんがレギュラーに復帰した第1回目の放送日。朝からご苦労様と終わった所で電話をすると・・・・

「あの時間帯の放送は、録音です。」
「スミマセン!朝からおじゃま虫して・・」^^;


今年の北海道の紅葉は今一赤が少なく鮮やかさに欠ける。
夏が、太平洋高気圧の勢力範囲に入らなかったので、本格的な夏が来なかった影響だ。
だから紅葉と言うより、晩秋の枯れ山のような感じなっている。

途中、層雲峡を撮るが、やはり、赤が目立たない・・・。
早々に糠平湖に行く。

旧士幌線は、現在の国道273号沿いに走っているが、線路は全て撤収され、渓谷の小さなアーチ橋しか残っておらず、多分、その存在を知らないと見過ごして行くに違いない。

北海道遺産に選ばれているが、観光化されていない。
その分、自然に文字通り溶け込んで、タイのジャングルの遺跡を彷彿させてくれる。
・・・と言ってもタイには行ったことはないが・・^-^;

そういう意味では、真っ青な秋空と真っ赤な紅葉より、今年のような枯れ葉の紅葉の方がアーチ橋の背景には相応しいのかもしれない。

熊笹をかき分けながら、或いは道なき崖を熊を気にしつつ脚桁まで降りてレンズを向けた時は、風化するコンクリートの脚桁にかっての北海道開拓民の声が聞こえた気がした。

是非、その自然に帰っていく姿を写真から想像して欲しい。

只、道路脇の撮影とたかをくくって革靴、普段着で行ったのは失敗であった。
北海道の野外に撮影に行く時は、それなりの服装でいくこと・・・^^;
特に、熊よけの鈴は必需品!^^;

帰りに最終駅のあった三股に残る2軒の内のログハウス風の食堂に立ち寄る。
室内に当時の町並みの見取り図が置いてあった。
僅か25年足らずで町がなくなるのか・・・。

考えて見れば、我が四国愛媛の家も80歳を越える母が一人留守番をしているのみ・・・。
生まれ故郷もいいが、、、北海道の大自然の中で、、カメラ片手に・・・^^;
故郷の家と埼玉のマンションと北海道のログハウスを自由に行き来できる人生を
夢想しつつ・・・撮影間では珍しくまともな食事を摂る。
食堂を出る時に、おばさんに思わず「頑張って下さい!」^^

そして、食堂を出て、駅跡を最後に1枚撮った所で、ポツリポツリと冷たい雨が・・。
今年もこれで、大雪山の紅葉は終わりだな・・・。

次は、ニセコか、支笏湖か・・・。

と言うことで、糠平の知る人ぞ知るアーチ橋を紹介。

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北海道の四季 http://communities.jp.msn.com/jjt8khvnlvgq2ipf5spd2vq9r4
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