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2002年 3/10 東チモールPKOへ出発・・・

3月2日、寒風荒む千歳基地から東チモールPKOの先発隊が出発した。
エプロン前の格納庫内に応急の家族との最後の憩いの場所が儲けられ、最後の家族との懇談の後、数多くの同僚等の見送りを受け、無事南の空に旅だった。

千歳地方は寒の戻りで氷点下5度くらい。だが東チモールは雨期の末期で、平均温度28度、湿度70%。

道産子は暑さに極端に弱く、東京地方の夏でもばてる。東チモールでの6ヶ月は暑さとの闘いも大変だと思う。兎に角680人無事の帰還を祈るのみ。

東チモールは、約400年前にポルトガルの植民地となって、今世紀初めて独立を果たす。
近代化の時代は、西欧文明の武力によるアジア・アフリカの植民地化の時代でもあった。
この流れの中で、唯一、有色人種としてこの西欧植民地化に敢然と戦ったのが日本とも言える。
その反抗精神が、植民地の人々の独立心を目覚めさせたのも事実である。
こういう長いレンジでの歴史観もやがて見なおされるかも知れない。

さて、東チモールには、戦前・戦中、日本軍の唯一の機械化(自動車化)師団が配置された。
その為に、戦時中に突貫工事で島に道路が造られた。これが今の道路の基盤となった。
今回のPKO派遣部隊の任務である「道路・橋梁等の補修」は、いわばおじいさんが作った
道路等を孫が治しにいくようなものである。

また、東チモールの村には、日本の御輿や神社のような風習が残っているところもある。
家宝として古い日本の刀がある家もある。現地語でも「katana」と発音する。
これらは、約400年前の山田長政等の活躍した日本人町の名残だと思われる。
結構、こうして見ると、日本とのつながりも深い。

人間は常に進化しており、それは意識に現れる。
例えば、人との関係で、
植民地主義は、まさに①Take&Take…まさに、目先の自分の我欲の為に
他人の財産・命までも武力で奪った・・・・
今は、②Give&Takeか・・・。
自分だけでなく他人の幸せまで考えることの重要性が叫ばれている。

そして、地球環境の破綻から、これからは③Give&Giveが求められている。
まさに地球規模・宇宙規模での愛の精神が必要とされている。

こういう流れの中で、自己の利益とは一切関係のない若者680名が、極寒の北海道から初めて体験する熱帯雨林のジャングルに、今世紀初めて、西欧植民地主義から独立する東チモールの約80万の人々を助けるためにいく。

日本では余り報道されないが、隣の西チモールのインドネシアは、この独立をつい最近まで武力で鎮圧して来たのだ。

インドネシアと利益を共有する独立反対派の民兵は、根拠地の西チモールから国連PKO軍を襲撃に来ている。

そういう国境地帯で、国連PKO軍の一員として任務を果たすのだ・・・。

最高の愛は、自己を犠牲にしてまでその人の幸せのために働くその人の生き様にある。
彼等680名のボランティア隊員が、この秋に全員無事帰還することを祈る。

今回、その出発風景をドキュメント風に写真で紹介する。
若い隊員の多くは、子供も若く、この期間中に子供が産まれる隊員も多い。
急遽、直前に結婚式だけ挙げて出国する隊員もいる。


重ねて、680名の無事帰還を祈る!!


北海道の四季:http://communities.jp.msn.com/jjt8khvnlvgq2ipf5spd2vq9r4
心のビタミン:http://www.emaga.com/info/heart21.html





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