池田整治のメルマガ・心のビタミン
読者購読規約
powered by まぐまぐトップページへ
 

2001年 11/1 大沼公園紅葉の旅・・・

10月最後の週末を利用し、今年最後の?紅葉の撮影に大沼公園に行って来た。
27日土曜日朝3時45分に札幌を出発、真っ暗な中、国道230号を南下、順調に中山峠を4時半には通過。

深夜運転すると当然ながら目の前のライトに照らされた路面しか見ることができない。
しかも、中山峠から虻田町有珠山に抜けるまでは殆ど信号もなく、只単調に走るのみ…。
すると不思議な事に、瞑想状態と同じになり様々な想い出が蘇ってくる………。


人は、同じ環境になると、かって体験したことを思い出す。
生まれてからの環境による心への刷り込みである。
例えば、田舎で小さい時の初恋の想い出は、大人になって同じ女性に、あるいは同じような女性に逢うと、小さい時と同じような純な恋心が生まれる。


我が家は結婚以来、20年にわたり、盆・正月は常に四国愛媛の最南端の田舎に車で里帰りをしてきた。様々な事情が重なり、農家の跡取りとなったためだ。

東京からなら片道約1000km。途中休憩も含むと約20時間の運転となる。
しかも都会での交通渋滞を避けるため、出発は夜間……。

中山峠を越える頃から、かって毎年のように夜走った東名高速道路の
様々な想い出が浮かんできた…。


結婚してから3年間は助手席に妻が座るだけだった。4年目には長男の英人を抱いていた。
その英人が小学校に入る頃は、助手席を妻から奪っていた…。

やがて、次男が生まれ、その頃から後部座席をフラットにして布団を持ち込み、深夜は3人が後ろで寝て帰る態勢となった。


群馬にいた頃の冬休み、中央道に入る前の坂のカーブの途中で、チェーンを巻こうかなと田舎道に止めてびっくり…!。

路面に降りてみると、既にアイスバーンになっていた!
おそるおそるバックで田圃に入れて、水平になったところで、チェーンをつけた。
車の中を見ると妻と子供3人が川の字でグッスリ眠っていた。
反対側は崖!!
《危なかった・・・!!》


その数日前、小4の長男をスキーに連れて行く途中、スキー場の手前の坂でチェーンを巻いた。
ところが、いくらアクセルをふかして進まない!?

長男が「お父さん、前の車輪が回ってるよ!」
自分のコロナがFFであることを初めて知った……^^;


車での長旅の良いことは、現代の慌ただしい家庭生活で無くしてしまった家庭団欒ができると言うことだ。同じ空間を共有することによって、しかもTV等もないので、自然に家族での会話が弾む。

特に運転中の私を睡魔から救うため??助手席に座るものとの夜話が多くなる。
長男が中学生になるころからは、チャンと世の中のこと等様々な話ができ、その成長を密かに喜んだものだ。

そして、7つ違いの次男がしきりに助手席に座りたがって、兄とぶつかったものだ…。


やがて、長男が高校に入り、サッカー部の合宿等で一緒に帰れなくなると、その席は暫くは次男の専有席となった。でも、5つ違いの三男が幼稚園に入る頃から、熾烈な座席あらそいが……^^;

今年の冬も埼玉から車で帰省する。長男は受験で引き続き残留。
身長が165cmとなった小6の次男が助手席で寝て、
後ろは妻、三男、長女が川の字か…^^

でも、大沼に向かう今は、その助手席には誰も座っていない。北海道単身生活3年目か…。

と感慨に耽っているうちに、長万部に出たところでご来光!
早速、海岸で北海道に来て初めての日の出をカメラに収める。
今回の「大沼公園紅葉の旅」はこの長万部の夜明けの写真から始まる。

更に国道5号を南下。右手の山々にまだ紅葉が残っている!!
《やった!来た甲斐があった!!》
札幌を出て、約4時間半、走行距離約230km、午前8時半前に大沼公園に到着。


先ず、大沼・小沼とジュンサイ沼の間にあって、大沼公園の全体が一望に見渡せる日暮山で全貌を撮る。ジュンサイ沼に綺麗な虹が架かっている!

ちなみに、この山で湖面に反射する陽の光等を眺めていたら飽きることなく、日暮れまでいるという意味で「日暮山」と命名されている。

大沼公園は、大沼と小沼それにジュンサイ沼の3つからなる。大沼と小沼の僅かな地峡に函館本線と道道43号が走っている。また、この周辺に約126個の小さな島が集中しており、
通常、この辺りを「大沼公園」と言っている。

松島を思わせる風情と函館から近いこともあって、開拓等で函館に入った英国人のお気に入りの散策公園となり、今に至っている。
だから小さな島を橋等でつないで約1時間ほどで回れる自然の小公園になっている。

日暮山からまず「大沼公園」に直行。ここで小さな島の紅葉、特に湖面に映る紅葉を撮る。
確かに散策路或いは道道が走っているが、そこから僅か10m奥に入れば、そこは太古からのい自然を楽しむ事ができる。

落ち葉を噛みしめながら島から島へ。
雰囲気は島というより、知床五湖を回ってるような感じだ。
ここで約2時間、行く秋を噛みしめながら撮った写真は「畔の秋」と名付けた。


その後、大沼、ついで小沼の周遊道を走りながら、湖面越えの駒ヶ岳を撮る。

そして、大沼・小沼の接際部の駐車場に止めて、「島」を撮る。綺麗な湖面に写る島を撮りたかったが、「10分で回れる!」というキャッチフレーズでお客を呼び込んでいるモーターボートがひっきりなしに走っているので、これは諦め、そのモーターボートを2枚ほど撮る。

これらは「駒ヶ岳」「大沼公園」と名付けてアルバムに出した。


更に、再度日暮山に撮影に登る。朝は曇りがちで明度が足らなかったからだ。
昼時なので、幼稚園児が散歩に来て、お弁当を食べていた。
感性豊かに成長するだろうなあ…^^
《長女達もこういう自然環境がいいんだけどな・・・》
《自然から離れると人は傲慢になるからなあ・・・》


最後に、秘境のジュンサイ沼で数枚写真を撮る。ここは周囲に道路がない。
北の西大沼地区から数枚撮って、大沼での撮影を終了。


13時30分、大沼を出発。帰りは長万部から高速道路を使う。
途中、有珠SAで、想い出多い有珠山の写真を撮る。

これに1年半前、政府現地対策本部勤務を終え帰路についた時に撮った同じ場所からの有珠山の写真を並べて載せた。

今回の有珠山噴火も漸く終焉。しかし、まだ800名の方の家の確保ができていない…。
一日も早い完全復興を祈りながら……。

そして今回の撮影旅行の締めくくりに、有珠山に落ちる夕陽を撮影。

午後9時前に札幌到着。約15時間、走行距離約550kmの旅であった。

これで、今年の北海道の紅葉の撮影も終わった。
今回は、最後の北海道の紅葉を届けるべく、約70枚の写真をアルバムに載せた。
行く北海道の秋を存分に味わって欲しい。

北海道は・・・後は雪の訪れを待つのみ……。
次の撮影はホワイトイルミネーションか・・・^^





池田整治のメルマガ・心のビタミン
読者購読規約
powered by まぐまぐトップページへ
 

フィード