2001年 9/27 知床旅情〈その一〉
もうここは知床半島の西海岸の真ん中、観光船も出ている知床半島の北の小さな漁村だ。
夏は「ネイチャーウオッチングボート」を出している「ボンズホーム」という山小屋風の喫茶店兼用の素敵な民宿に泊まる。
1階がこじんまりとした軽食の喫茶店。
民宿は2階で、真ん中に共通のリビングと自炊用のダイニングルームもある。
200円出せば自炊自由。一泊朝食付きで4000円。
しかも800円プラスしただけで、夕食が出る。
夕食は、素敵な若奥さんの手作りの料理。普段の単身生活の食事の3倍のおかずに感激!!^^;
特にポテト料理が評判で雑誌にも紹介されている。
また手作りのケーキとコーヒーが夜10時までいただける。
ボンズホームは、ご主人が夏の間、ネイチャーウオッチングボートを運営している。
漁網の関係で大型観光船は岸に近づけないが、このボートは海岸沿いに
人跡未踏の知床の自然を6時間かけて満喫できる。
運が良ければ、熊の撮影もできる。
今回このボートを楽しみにしていたが、波の関係で9月中旬で終了…。
仕方なく観光船に乗ることに予定変更。
更にボンズホームには「そら」という9才のおとなしいシベリアハスキー犬がいて、
一緒に朝の散歩も楽しめる。
また、4才の長女「ゆうこ」ちゃんが人懐かしくて可愛い。
夕食前に、今日の撮影の最後として日本海に沈む夕陽を撮影。海に沈む夕陽が綺麗に撮れる。
夕食後、高台の「しれとこ自然村」の天然露天風呂へ。ちなみにボンズホームに割引券あり。
高台の露天風呂で潮騒の香りを味わいながら、鮮やかな北斗七星を目の前に見る。
一緒に入っていた学生が「あ!流れ星だ!」
流れ星は、一晩に二万個はあるという。
文明の灯りの中で忘れていた事実を思い出す。
知床は、本当に自然がそのまま残っている。
来る途中で鹿の親子連れの撮影もできた。
明日の撮影が楽しみだ。
夜、ダイニングルームでパソコンに
このエッセーを書いていると「ゆうこ」ちゃんが
ひらがな練習帳と筆箱を持って隣の席に来る。
ちょうどその時、埼玉の妻から携帯電話が来る。
「今、何処にいるの?」
「知床だよ!」
電話口から聞こえる長女真菜の声を聞きながら、
目の前の「ゆうこ」ちゃんが重なり、思わず可愛い!!
電話を切るとゆうこちゃんが「おじさんのおかあさんから?」
「ん!あ、そうそう、おじさんのおかあさんだよ」
ゆうこちゃんの「鉛筆貸してあげる」に「ありがとう」と親子ごっこ!?
地球本来の太古の自然が残る知床、
その大自然の中で育つ子供は本当に人間性豊かに心豊かに育っている……。
この地球上で一番人間性豊かな民族と言われるオーストラリアのアボジリニの人達が何故心豊かなのか…その理由がわかる気がする。






