2001年 7/7 北国の早春
北の大地は、1年の半分が真っ白い雪で覆われる。
5月の連休が開ける頃、残雪も漸く溶け、一気に野山に
様々な花が彩りを添える。
チューリップ、桜、ツツジ等が一気に春を待って協演する。
そんな連休明けの週末、朝7時に札幌を出発し、滝上の芝桜、サロマ湖畔の
湧別チューリップ園に行って来た。札幌から片道約300km。
まだ、三分咲きだったが、北国の春の本格的な訪れを十分に感じた。
北海道の花の園はどこもそうであるが、ここ数十年で出来上がった園が多い。
滝上の芝桜は、山間の山村に拓殖した2世代目の方が、桜公園として整備した町の公園に、
桜が終わっても人が集まるようにと一人種付けしたのが始まりだ。数十年の積み重ねで、
見事な桜絨毯となった。まさに、北海道拓殖の縮図、鏡ともいえようか。
片や湧別のチューリップ園は、かって老人ホームだったという。
極寒の老人達の楽しみに植えたチューリップ。
それが歳月と共に何千株、何万株という今の公園の原型になっていった…。
これも、北海道開拓の一つの物語だ。
往復、約600kmの道を帰ってもまだ夕方の7時。北海道の原野を行くドライブは
最高である。
途中で撮った、水田に映える残雪の大雪山も是非見て欲しい。かって、原野を鋤と鍬で開墾し、手を凍らせながら雪解け水で水田を作った人達もきっとこの大雪山の頂を仰ぎ見ていたに違いない・・・。






